北海道:ヒグマ出没多発の恐れ ドングリなど不作の影響で
北海道は、ヒグマの餌となるドングリやヤマブドウなどが全道的に不作か凶作になっているため、地域によってはヒグマの出没が多くなる可能性があるとして、注意を呼びかけている。
道の調査によると、ミズナラのドングリは渡島地域を除き道内全域で不作か凶作の傾向だった。道南のみに分布するブナのドングリは道南全域、ヤマブドウは道内全域で、それぞれ不作か凶作傾向だった。コクワのみ、平年並みの地域が大半だった。
ヒグマは冬眠を前に行動が活発になる上、山で餌が不足すると、ヒグマが市街地や農地に出没しかねない。このため、まずは生ごみの放置などヒグマの出没原因をつくらないことが重要。また、農作業時はヒグマの足跡やフンがないかを確認し、ヒグマ出没の可能性がある場合は市町村への通報を求めている。【日下部元美】
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マイニチシンブンが、新聞らしい仕事をしたのでご紹介。
道民の皆様には、地震と大停電に加え、今度は害獣予報です。
山体崩壊を起こした地域では、人も獣も大災難のことでしょう。
飢えに耐えかねて里に下りて来る獣が増えるとのことです。
過疎化高齢化で、害獣駆除も難しいのが地方共通の課題です。
人に害が及ばぬ様、万全の備えを願います。