台風21号 関空事故 衝突前、海保が2度タンカーに注意

9/6(木) 7:55配信

産経新聞

 台風21号に伴って発生した、関西国際空港(大阪府泉佐野市)と対岸をつなぐ連絡橋へのタンカー衝突事故で、海上管制を担当する海上保安庁の大阪湾海上交通センターが、衝突前にタンカーが流されていることに気付き、2度にわたって注意していたにもかかわらず、事故が起きていたことが5日、海保への取材で分かった。海保は船長の事故回避行動の判断に過失がなかったか調べる。

 海保によると、大阪湾では当時、約50隻の船舶がいかりを下ろして停泊。連絡橋から約1・5キロの海域で停泊していたタンカー「宝運丸」(2591トン)は、台風の影響で風が強まった4日午後1時ごろに流され始めた。位置や速度情報を電波で知らせる「船舶自動識別装置(AIS)」などで監視していた同センターは異変に気付き、直後に船舶電話で注意を呼びかけ、宝運丸はこれに応じたが、その後も連絡橋への接近を続けた。約30分後の1時35分ごろ、同センターは再び注意を伝えたが、宝運丸は同45分ごろに衝突した。

 海保は同じ海域に約50隻おり、他にも流された船があった中で、宝運丸だけが事故を回避できなかったことを重視。今後、船長に事情を聴くなどして判断に過信や誤りがなかったかどうか検証する。宝運丸は5日午前、タグボートに曳航(えいこう)され、連絡橋から約400メートル離れた海上に移動した。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 原因は怠慢か?誤認か?もしかしてテロ?続報が待たれます。

 小生、南極観測船‘しらせ’の公開参観に行ったことが有りますが、近づく台風に大事をとって港内から出て海上でやり過ごし、翌日再入港する対応に感心したことがあります。「なぜわざわざ出港されたのですか?」と問うたところ、「岸壁を護るためです!」とご返答頂きました。(してみるとコンクリート岸壁は南極の氷よりも柔なのか・・・と妙な感動も覚えましたがwww。)

 最初の誤動が甚大な被害をもたらした・・・今回のタンカーの連絡橋衝突事故は、アサヒシンブンの報道犯罪を視覚化したような事故です。最初のねつ造虚報を32年も見て見ぬふりをしてやり過ごした末に、海外向けにはステルス記事配信。罪に罪を重ね続け、堆積した弊害はアサヒシンブングループ全体をもってしても償いきれるものではありません。主義主張だけの機関紙だけに、このままねつ造と虚報を抱いて虚無の中に還っていくのでしょう。