良い歯医者さんの要件は色々あると思うんです。

で、よく思われているのが、
「上手な先生」
が、良いお医者さんと思われている。


これは紛れもなく正しいでしょう。


そしてね、多くの人が見逃しがちな、すっごく大事なこと。


「的確な診断」
があって初めて
「治療」
ができる。ってことね。


ここ、一般のみなさん、マジで大事。ほんと大事。今日はここだけ覚えてかえってください(笑)



だってさ、間違った診断で導かれた治療法を、いっっっくら上手に、レベル高く、極めた技で治療したって、治るわけないよね( ;∀;)

だって、そもそも治療法が間違ってるんだから( ;∀;)


そゆことね。


さ、では、これを踏まえた、
歯科助手委員会的、良い歯医者の選び方。


診断をしっかりしてくださる先生を選ぶことなんだけど、どうやったらわかるか。



それは、

『レントゲンを

最初に撮らない

こと』

です!!!


はい、解説入れます。



正しい診断の大原則は、「思い込みを反映させない」こと。「事実のみ」を診断材料としていくことになります。


患者さんは、何か症状があるととても心配になるので、今の時代ネットで色々調べたり、人から情報を得たりして、自分なりにどういう病気か予想・・・決めつけ?(笑)たりして来院することも多いです(笑)


すごい人になると、「右下○番が痛いです」とか専門用語入れてくる人もいますね(笑)


そんで、実はその歯ではなくとなりの歯だったりするなんてことはよくあります(笑)


こんな風に、事実を見ずに情報に頼りすぎた見解は、時に誤診を招くのです。



ここでレントゲンの話を思い出していただきます。


レントゲンというのは、れっきとした「現段階の事実」のみを写し出したものになります。


そしてそれは、「事実の全て」ではありません


白く映る金属に隠された虫歯は写らないし、虫歯で溶けている部分が写っていたとしても、それが痛みの原因かどうかはレントゲンではわからない。


レントゲンでは、「密度が低い」(≒溶けている)ということしかわからないのです。
それが痛いかどうかはわからないのです。



そこで、右下7番が痛い、と患者さんが訴えて来院したとします。


先にレントゲンを撮ったら、右下7番の虫歯と思われるものが写っていたとします。


そしたら、右下7番の治療をする流れになっていくことが多いと思います。


しかし何回治療しても痛みはよくならない、なんてこともよくあると思います。


実は、7番も虫歯は虫歯だが、実は6番が破折していて、その破折はレントゲンに写るレベルではなくて、でも痛みの本当の原因は6番だった。


なんてことが、実際はよく見ます。見ます(笑)言っちゃった(笑)


これ、誤診。ま、この場合は7番が虫歯だから遅かれ早かれ治療するんだろうけど、これ実際には、治療の必要がない歯を治療して歯を削ってかえって寿命短くしちゃってるなんてこともありますからね。



例が長くなりましたが、
レントゲンを先に撮ると、レントゲン的に何かしら異常がある部分に原因があるものと、無意識のうちにフィルターがかかってしまうことがあるのは事実だと思います。



なので、診断の時には、まずはレントゲンを撮る前にこんなことをすることが多いです。

•まずは、どんな症状か話を聞く(事実のみ拾う。感情は聞き流す)
•見た目で異常確認
•歯をトントン叩いた時の痛みの有無
•冷温検査(歯の神経が生きてるか確認)



このような事前の検査を踏まえて、レントゲンで答え合わせをする。
そんなイメージです。



この
「レントゲンは最初に撮らない」

というのは、検査の前に撮らない、という意味でです。

そしてこの目安は、あくまで目安であって、順序が違っても正しい診断をしてくださる先生はたくさんいらっしゃると思うんだけど、


ただ、良い先生だなって思う先生は、その都度やり方変えたりすることが少ない=いつもやり方や基準がブレないなーと思うことが多いです。



自分が想像した病気や原因と違う診断が下ることはよくあることです。


今日の記事も、ぜひご参考まで。




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