不登校と中学受験。 

この2つが同時にやってくると、保護者の頭の中はだいたいこんな感じになります。

 

「え、受験どころじゃなくない?」 

「学校行ってないのに受験ってできるの?」 

「うちの子、何から手をつければいいの…」

 

もし、子どもが学校に行きたくない、行けないとなったらきっと親御様は胸が張り裂けそうなくらい苦しいと思います。

 

不登校は単純じゃありません。

7タイプに分類して考えることができると思います。

 

「このタイプは受験とめちゃくちゃ相性がいいです!」 

「このタイプは…正直、受験より先にやることがあります」

 

となります。

 

以下の本を参考文献としています。

 

 

 

目次

  1. 学習不安・学力ギャップ型
  2. 人間関係ストレス型
  3. 起立性調節障害・身体症状型
  4. 発達特性・感覚過敏型
  5. 家庭環境ストレス型
  6. 自己肯定感低下・回避型
  7. ゲーム・ネット依存型
  8. まとめ
  9. おまけ
 

  1・学習不安・学力ギャップ型

結論:中学受験は厳しい。まずは基礎の立て直しが最優先。

 

授業がわからない→行きたくないの黄金ルート。 

受験より先に“学習の地ならし”が必要。

 

公立小学校の勉強が分からなくて苦痛である場合は、勉強という土俵で戦うべきではない。

 

その子が輝ける道を探すのが親のつとめ。


  2・人間関係ストレス型

結論:中学受験と相性が良い。指導したことがあり、実際、伸びやすい。

 

学校は行けないけど、勉強はできるタイプ。 環境が変わると一気に伸びます。

 

■学習戦略 

・個別指導が圧倒的に相性◎ 

・ストレスの少ない科目から再開 

・算数は思考系問題で自信回復

 

■志望校選び

 ・「環境が合う学校」が最優先 

・穏やか系:広尾小石川、三田国際、頌栄、普連土 

・自由系:成城学園、和洋九段

 

■家庭での声かけ 

・「あなたの居場所は学校だけじゃない」

 ・友人関係は深追いしない

 

■指導プラン

 ・安心できる学習環境づくりが最重要

 ・過去問は早めに触れて未来への期待を育てる

 

  3・起立性調節障害・身体症状型

結論:受験は可能。生活リズムに合わせた設計が必須。

 

■学習戦略 ・午前中は学習を入れない 

・午後〜夜に集中 ・オンライン指導が有効

 

■志望校選び 

・通学負担が少ない学校

 ・理解のある校風

 

■家庭での声かけ 

・「体調はあなたのせいじゃない」

 ・できた日はしっかり褒める

 

■指導プラン 

・体調に合わせて柔軟に進度調整

 

  4・発達特性・感覚過敏型

結論:受験と非常に相性が良い。伸び方が大きいタイプ。

 

雑音より静寂。集団より個別。 

そして、ハマると爆発的に伸びる“ロマン枠”。

 

■学習戦略 

・個別指導が圧倒的に向く

 ・算数・理科の体系的学習が得意

 ・スケジュールは「予告型」で不安を減らす 

・量より質でOK

 

■志望校選び 

・校風との相性が最重要

 ・ASD傾向:渋渋、渋幕、海城など 

・ADHD傾向:広尾、三田国際、和洋九段など

 

■家庭での声かけ

 ・「特性は強みになる部分もある」

 ・予定変更は事前に予告

 

■指導プラン 

・構造的・論理的な説明が刺さる 

・得意科目で成功体験を積ませると一気に伸びる



  5.家庭環境ストレス型

結論:中学受験は厳しい。まずは家庭の安心感が最優先。

 

特徴

  • 家庭内の不和

  • 生活リズムの乱れ

  • 親の期待・叱責が強すぎる

  • 兄弟比較によるストレス

子どもにとって地獄の環境。

子どもより、親が自分自身を見つめ直す良い機会。

家族円満になってから全てが始まる。


  6・自己肯定感低下・回避型

結論:受験は可能。メンタルケアと学習支援を同時に。

 

■学習戦略

 ・小さな成功体験を積み上げる

 ・課題は“7割できればOK”

 

■志望校選び 

・穏やかで競争色の弱い学校

 

■家庭での声かけ ・「失敗しても大丈夫」

 ・変化を褒める

 

■指導プラン 

・叱責は絶対NG 

・基礎固めを優先


  7・ゲーム・ネット依存型

結論:中学受験は厳しい。まずは生活リズムの再構築が最優先。

 

ゲームの世界では勇者だけど、現実世界は昼夜逆転。 

まずは生活リズムのラスボスを倒しましょう。

 

現実世界に戻ってくるか、ゲームを極めるかの2択。

 

 

  8・まとめ

不登校だから受験できないのではなく、 

「どのタイプなのか」さえ分かれば、進むべき道は必ず見えてきます。

 

・①⑤⑦は中学受験以前の問題で、受験は厳しい 

 

・②④は受験との相性が非常に良く、伸びる

 

 ・③⑥は生活リズムやメンタルケアを整えれば十分可能

 

特に、 タイプ②・④は、環境が整えば驚くほど伸びる というのが私の指導経験からの実感です。

不登校でも、道は必ずあります。 タイプを知ることが、その第一歩です。

 

 

 

  9・おまけ

出席日数の関係で受験が厳しい可能性がある中学(現場情報ベース)

 

※公式に「不登校NG」としている学校はほぼありません。

 ただし、出席日数を“実質的に”重視する傾向が強い学校は存在します。

以下は、現場で共有されている「要注意校」です。

 

■出席日数を比較的重視する傾向 

・青山学院中等部 

・立教女学院

 ・立教池袋 

・学習院女子

 ・学習院中等科 

・明治学院 

・成城学園(面接で学校生活を深く聞かれる)

 ・東洋英和(面接重視)

 ・雙葉(生活面の安定を重視)

 

■面接で学校生活を深く聞かれる傾向 

・女子学院 

・豊島岡女子

 ・白百合

 ・普連土(不登校でも理解はあるが、生活面の質問は多い)

 

■逆に“不登校でも比較的ウェルカム”な学校 

・広尾学園

・広尾小石川 

・三田国際 

・和洋九段

 ・成城学園(タイプによる) 

・大妻中野 

・渋渋・渋幕(学力重視)

 ・海城(学力重視)

 

※確実な情報ではないので、ご自身でもお調べください。

※あくまで「傾向」であり、毎年変わります。

 ※不登校でも合格している例は多数あります。

 

※若干名の生徒を募集しております。

 下記の指導依頼から受け付けております。

※個別コンサル(スポット授業)も積極的に受け入れています。


 

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