目次 

  1. 単なる作業としての学習とは?
  2. 作業は不要?
  3. 学習の効果測定
  4. 真の学習とは?
  5. まとめ

 

  1・単なる作業としての学習とは?

 

・テキストを「読むだけ」、問題を「解くだけ」、板書を「写すだけ」

これありますねー。

夏休みのテキスト見れば一目瞭然です。

 

鉛筆で書きこんでるんですね。

もう2度とやらないという強い意志さえ感じます。(本当は何も考えてないのだろうけど)。で、間違えた問題のところに赤いボールペンで答えを写している。

 

・目的は「終えること」と「授業の終わり」を待つこと

これもありますねー。

出来るようになりたい、良い点数を取りたいという気概が一切伝わってこないんですよ。

四谷偏差値55以下、サピックス偏差値45以下にメチャクチャよく見受けられます。

 

・得られるものは、「一時的な情報(すぐ忘れる)」と「意味のない達成感」

これこれ。

がんばったのに成績上がらない!って嘆く前に上記のことを肝に銘じましょう。

 

  2・作業は不要?

 

絶対に必要なんですが、何が作業かを分かっていない。

 

よく例えられるのが料理ですが、

作業は『食材集め』です。

 

「食材集め」のテキストは、何度も紹介している。

こういったものです。

ほんとに毎回こうやれば成績があがると口を酸っぱくして書いているのに、90%の人が実行しないの、なんで?(私の信用がないから(猛省))

 

  • 絶対に書き込まない!
  • 一問にかかった時間を左に書いておく!(通常は一問一分、それ以上かかる場合は理解が薄い証拠)
  • 間違えた問題にチェックを入れる!
  • 上記を繰り返す!(超優秀層は2回でよい)
  • 全ての問題を見た瞬間に解き方が分かるようにする!

これで、料理の『食材集め』が終了です。

 

 

社会は、見飽きた人多いと思いますが、

 

 

  • 赤いシートで隠せるように答えを書き込む
  • 地理の地図だけは、細かすぎるので全部覚える必要は、ないがそれ以外全部覚える!
  • 覚え方は、まずは、問題文を読んで答えを口頭で言えるようにする。
  • 漢字でも書けるようにする
  • 5回やったとか、6回やったとか回数で区切らない。覚えるまで。感覚は皿回し!止めると割れるよ。
ただ、最初から答えが赤シートで隠せるようになっているから楽かもしれない。
 
これが『食材集め』です。

 

 

 

ちなみに、こちら、

 

 

 

メモリーチェックは『食材集め』のテキストでは

ありません。

 

どちらかというと、作業完成度測定のテキストです。

 

  3・学習の効果測定

 

作業学習の効果測定に使うテキストもたくさんあります。

塾のテキストでも構いません。

 

でも、何といっても、

模試でしょう。

そして、6年生は過去問でしょう!

過去問を始める論争はいろいろありますが「食材集め」が終わったら、やっていいってのが持論です。

 

過去問にいたっては、(特に算数)間違えた問題、分からなかった問題をコピーして、ノートに貼って、100回くらい繰り返す。

 

  4・真の学習とは?

 

真の学習とは、

知識を文脈にそって関連づけていくこと。

得た情報を使って、新たな視点や問題解決法を導き出すこと。

 

  • 「食材集め」(知識)だけでは、料理はできません。
  • 知識(食材)をどう組み合わせ、味付けし、盛り付けるか(思考・応用)が重要
  • 初見の材料と思いきや、知恵をしぼって、それなりの料理を作る。

 

  5・まとめ

 

たしかに、知識「食材集め」だけでクリアできる中学入試は多数あります。

四谷偏差値42以下くらいだとそれだけで十分です。

 

ただ、せっかく中学受験をしているのであるならば、

知識を「使える力=知恵」として、未知の問題に取り組み自分の言葉で語れるような人間になってほしいと思っています。

 

 

※1名ほど生徒を募集ます。下期の指導依頼から受け付けております。

※個別コンサル(スポット授業)も積極的に受け入れています。


 

 

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