友人が文学フリマに出店するとのことで無理を言って扉絵を描かせてもらいました。
とは言ってもタイトルと著者名しか描かれていない・
っていうしょぼいというかしょっぱい扉絵なんですけど。

いつもワープロ打ちしただけの扉絵だからよければ描かせて!ってお願いしちゃった。
っていうのが今年に入ってからだったかな?
タイトルは決まっていてこんな感じのお話にしたいんだ~
っていうのを聞いてちっこい脳みそでうんうん考えていました。

絵も少しは描くけどはっきり言ってその辺の子に比べたら・・・
いや、比べられないレベル。
けれども、文字のデザインとか配置とかは好きなの。
(というかこれは上手い下手ないでしょ?感性の問題で。多分・・・)
そんなわけでやっとどんな感じにするか決まってがんばっていました。
っていうのがここ何日かのお話。

曲線重視の文字なんだけど、これ!っていう曲線がなかなか描けなくって
あーでもないこーでもない
ぐだぐだやっていました。
かと言って手元に雲形定規があるわけでもなく、余計ぐだぐだしっぱなし。

Gペンにインクをつけて原稿用紙にインクを垂らす。
できたー!
さっそくコンビニに行ってコピーしてみる。

あれ・・・?
そこにあったのはなんともしょぼい扉絵でした。
なんだかなぁー
ってモヤモヤモヤ・・・

著者名は自分でも気に入るレベルに仕上がった分、肝心のタイトルが気になり出す。
どうしようかなぁ・・・
もう少し考えてみよう!
ってことでそれを元にラフっぽいのを描いてみる。
お!いいんじゃないの、これ!
何枚か描き、本人に確認を取る作業を繰り返す。

自分が満足できないものを他人が満足するはずがない・
っていうのがあってね、そこだけは無駄にプライドが高いというか職人気質としうか。
2枚描き直し、さぁ、これだ!
って思ったらまさかの失敗。がびょーん・・・
字の内部を斜線で色をつけていたわけなんだけど
もしかしてこれってトーンを貼るべきだったのでは?
って気がついちゃって・・・
塗り始めてから気がついて、調べたら修正液の上にトーンはNGとかで余計にしょぼん。

本人に確認を取ったらそのまま手描きでいいよ・
って言ってもらえて(社交辞令的なあれかはわからないが)そのまま手描きで色付け。
そして失敗を隠す&トーンでやりにくそうなこと、の2つを押さえて色づけを行いました。
(つもり・だけどね。)

で、できた・・・!!!うれしい!
でもやっぱり画面としてはしょぼいんだよねぇ・・・
むーん・・・

私の絵?も本になる時が来るのかー
そんなドキドキわくわく感をあげるべくどんな扉絵かはナイショ。
そこは内緒にしないで!って感じかもしれないけど本ができるまでは隠しておきたい。
だってコピー本じゃなくって印刷所に頼んで・って形だからなおさら。
お楽しみに!

おわりぃー