24時間TV羽生くんの最新インタ(8月13日収録分だそうです)、観ました!
まずは卒論完成、おめでとうございます。今の時間の使い方として意外ではありませんでしたが、こんなオープンな形でその内容にまで接することができるとは。
論文や資料にアクセスできるから大学で学んでいたい、なんて発言が以前あったと思うんですが、そんな研究熱心さが実を結んでの立派な論文、「あなたって人は…!」とウルウルしてしまいました。テレビで全国のお茶の間に流しても恥ずかしくないそのクオリティ、さすがとしか言いようがありません。身も心も頭脳もフィギュアスケートに捧げている若きレジェンドの姿には本当にインスパイアされます。
羽生くんの出番がこちらの朝8時頃ということで、少し前に起きてベッドスマホで記事を何本か読んでいたのですが、その記事というのが偶然にも体操で採用されたAI技術について。体操でできてフィギュアでできないのはどうしてなのか等々、できるだけ詳しく知りたくて検索していたのでびっくりしてしまいました。(調べた結果はまた後日…いつの日か…←)
前記事でISUのお金の使い方について調べましたが、ISUは事業の4年計画というものがあって、五輪サイクルに合わせているらしく、18〜22年までは重点的事業が決まっています。そういった点やコロナによる見通しの不透明性から採点向上のためのハードウエア投資は少なくとも北京後までは難しいのでは、と思ったわけですが、あの「羽生結弦」氏が自ら研究を進めているとあっては、開発をサポートします!と手を挙げる企業が続出…しないかな!?
そしてインタ後半のコロナに関してのコメントがまた素晴らしくて。デイリーさんの書き起こしから引用します。
「病床数が増えれば増えるほど、医療の最前線で、本当にウイルスと戦う方々ってすごく大変だなっていうのは常日頃感じていて。ウイルスをまずは自分に感染させない、そこからまた広げないことをすることこそが、1番の皆さんへの応援じゃないかな。感染拡大につながるような行動をしない選択をするだけで、僕たちは回復した未来へ向かって動けているんだなと思っているので」
ここでハッとしたのが「病床数」という言葉のチョイスです。自治体知事や国が病床数は確保してある、と言う時、一般人は一応それで安心したりしますが、病床数は増えても医療従事者の数は増やせないわけで、病床数増という措置は、要は最前線の負担増が大前提となっているのです。単に「患者数」と言うのではなく、まだ埋まっていないかもしれない病床も、医療従事者の置かれた状況の象徴であり現実なのだということを、この単語一つで強く意識することができたのでした。そして「回復した未来」…コロナ禍の下、こんなに希望に溢れた言葉は聞いたことがありません。彼ならではの言葉や姿勢に勇気づけられた24時間テレビでした。えぶりも楽しみです!
(あんまり感動したので自分としては最速で書き上がってしまいました・笑)