siennaのブログ 〜羽生君応援ブログ〜

羽生結弦選手の現役時代をリアルタイムで体験できる幸運に心から感謝しつつ、彼のスケートのここが好きあそこが好きと書き連ね、ついでにフィギュアにも詳しくなろうと頑張る欧州住まいのブログ主です。


テーマ:
インサイドスケーティングのフロレンティーナさんがまたまた素晴らしい記事をアップしてくださったのでシェアさせていただきます。海外記事にはありがちですが、今回も結弦応援団は日本人だけじゃないよーと言いたくはなりました…。しかし、彼が出場する競技会をenergize(活性化)すること、ロールモデルとして子どもたちに夢を与えていること、フィギュアスケートというスポーツにおける羽生結弦の存在意義の大きさ等々を改めて噛み締めたくなる記事でした。お写真もとても素敵なので是非元記事にアクセスしてください。



モスクワの羽生結弦:平昌への道の始まり


元記事はこちら

公式練習中に負傷しNHK杯欠場を強いられた羽生結弦にとって、今シーズンのグランプリシリーズはロステレコム杯だけで終わった。名古屋GPFでタイトルを防衛することもできなくなった。

だから私たちはモスクワに戻る。メガスポルトアリーナにいた彼のストーリーを、写真を添えて振り返りたい。そこは、色彩やディテール、プーのぬいぐるみ、そして若いファンたちが彼に抱く憧れでいっぱいだった。 あの赤い服の小さな男の子が、ショートの後もフリーの後も彼の側にいたのをすべての人が見ていた。あの男の子は、結弦を尊敬し、いつか彼のように成功したいと夢見るすべての子どもたちの象徴だ。あの子は子供の頃の羽生結弦自身なのかもしれない。15/16シーズンのバルセロナGPFの勝者インタビューで彼が想いを込めて言ったことを覚えているだろうか?「子供の頃NHK杯でフラワーボーイをした。その頃プルシェンコやジョニー・ウィアー、アレクセイ・ヤグディンのようなトップスケーターになるのを夢見ていたよ。だから、滑ること、練習すること、夢見ることを諦めないで」

それゆえこのストーリーは、五輪シーズンのスコアや順位やその他諸々とは別に、いろんな夢、ロールモデルたち、そして他のスケーターたちにベストの自分になりたいという気持ちを呼び起こすスケーターたちのストーリーでもあるのだ。

by Florentina Tone

10月20日、その日モスクワで羽生結弦が出番を待っている間に、メガスポルトアリーナではすでにいくつかの素晴らしい演技が披露された。中でも、アンドレイ・ラズキンはシニアデビューで美しい4T2Tを決めたし、ネイサン・チェンもスコアと音楽表現に関してはこれまでで最高といえるショートを滑った。モスクワに来ることが決まった選手たちが、このグランプリイベントに来る現世界王者の存在にインスパイアされていたことは疑いなかった。

羽生結弦に対しては全力で向かう他ないのだから。

だが、彼自身にとっては、物事は計画通りに行かなかった。

ショパンのバラード第1番(五輪シーズンに羽生結弦は彼のプログラムで最も含蓄の深いものに立ち戻った)は、冒頭のクワドループをなんとか着氷したあと足元に狂いが生じた。大きなトリプルアクセルで挽回するが、4T3Tのコンボはセカンドで転倒する。ジャンプについて言えばこれは彼のベストではなかった。

しかし、プログラムそのもの、その静けさ、彼のブレードの音はどうだろう?美だ。

フィニッシュのポーズを終えて手を下ろすと、結弦は笑った。フリーで取り返さねばならないことは大きい。彼にはそれが分かっている。

そして、プーの嵐が始まる。応援のために日本から多くのファンが詰めかけていた。リンクはあっという間に黄色で覆われる。「嵐」というのは単なる比喩ではない。スタンドから投げられるプーたちの一部にはビニールがかけられており、それがリンクに当たると実際に強い雨かあられのような音がしたのだ。

そんな場面の真っ只中に、結弦が観客にお辞儀をし終わるのを待っているあの赤い服の小さな少年がいた。手にはプーのぬいぐるみと絵を描いた紙がある。とっさに彼のことをエフゲニー・プルシェンコの末息子と思い込んだ人たちもいた。だが、違う。アレクサンダー・プルシェンコはこの少年よりさらに小さい。それに、彼は観客席で父親と一緒に座っている。その後、この少年の名前がヴァディムということを私たちは知った。そして当たり前のことだが、ヴァディム・ヴォロノフが結弦のファンだということも。

ショートが終わって羽生結弦は2位(94.85点)。その夜はネイサン・チェンが首位に立った。キスアンドクライで、ブライアン・オーサーが「5点(差)というわけだ。大丈夫、頑張らなければいけないのはいいことだから…」と笑顔で結んだ。

キャプション:…結弦とブライアン・オーサーがスコアを待っている間、フラワーボーイ、フラワーガールたちはせっせとプーを集めている。子どもたちが大喜びなのが分かる。もちろんそうだろう。メガスポルトアリーナは、文字通り色彩(特に黄色)に侵略されたようだった。

戦士

モスクワでの2日目。結弦の滑走順は最後から2番目、ネイサン・チェンの直前だ。彼は持てるすべてを出して点差を埋め、優勝しようとしている。

キャプション:前日のように、そしてこれまでの試合のように、この才能ある若者のためファンたちは惜しみない応援を送る。フリーのスタート位置に向かう彼を、声援やバナー、国旗が送り出す。

彼が戦闘モードに入っているのが見て取れる。映画「陰陽師」のサウンドトラックを使ったこのフリープログラムは、シーズンが進んだ時に見られるであろう演技のティーザー広告のようだった。結弦はモスクワでコンボ1本を含む3本のクワドに成功したが、元々は5本が予定されていた。五輪のフリーはその構成になるのかもしれない。そして、結弦の記録がもう一つ増えた。2017ロステレコム杯は、日本人が初めて競技会でクワドルッツに成功した場所になった。

  195.92点、総合290.77点で結弦はトップに立つ。そしてリンクが再び黄色いプーで染まる。リンクの隅にあるプレゼントに結び付けられた風船が少しの赤を添えている。
 
 しかし男子カテゴリーの最終滑走者、ネイサン・チェンがいる。彼はそれにふさわしく、映画「Mao’s Last Dancer」の曲で演技、4本ものクワドを着氷した。フリーのスコアでは2位(193.25)に終わったが、総合点(293.79)は王冠を手に入れるに十分だった。
 
 観客席では何百人もの結弦のファンたちが悲しみに沈んだ。

 …しかし、プレカンの会場には全く違った空気、雰囲気があった。17年ロステレ杯の勝者ネイサンは、記者たちの質問に答える前に、まず結弦に向かって「4Lzの初成功おめでとう」と言ったのだ。そして、彼は微笑んだ。2人とも微笑んだ。モスクワの男子カテゴリーは、これをもって本当のエンディングを迎えたのだ。お互いに対するリスペクトと称賛をもって。

(これ以後のキャプションは訳しませんが、スワンがタラソワコーチの提案だったこと、ウィルソン振り付けを彼が美しく解釈・演技していることにも言及されています)

以上
AD
いいね!した人  |  コメント(20)  |  リブログ(3)

シエナさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。