1日目の最後に書いたように、起床時の体温は36.9度でした。それで油断して午前中測ってなかったのですが、昼過ぎに測ったら37.4度でその後までずっと37.4度でした。ただ、抗生物質を入れる前に辛かった、だるさやゾワゾワ感はなく、熱があるような自覚症状はほとんどありませんでした。
朝食前
採血がありました。臨床検査技師さんが採血しました。今まで健康診断も含めて看護師さんにしか採血されたことなかったのですが、この病院では(今では)朝の採血は臨床検査技師さんがやっているそうです。病院でも働き方改革、タスクシフトが必要とされているので良い取り組みだと思いました。当然ながら手技に全く問題ありませんでした。
9時くらい。
皮膚科の医師が来ました。
デバイス周辺を確認し、腫れが少し引いているので抗生剤は効いてるだろうとなりました(感染している菌に合わない抗生剤だと効かないことがある)。また表面の感染は認められないことを確認してました。
10時過ぎ。
造影剤CT撮影。思ったよりすぐに終わりました、体感では15分もかかってないのでは。
合計3回「息吸って、止めて」と言われたのち、筒状の機械の中を寝ている部分が移動したので、そのときに撮影していたと思います。
最初は目線がギリギリ筒状の機械の中にある位置、移動後は最初に頭があった位置に臍が来ているくらいでした。また1回目、2回目は造影剤を入れずに行い、3回目に造影剤を入れました。
造影剤を入れた後は担当看護師さんの説明通り、体が温かくなる感じがありました。仰向けで寝ていましたが、背中や太ももの後ろ側、後頭部などに暖かさを感じました。
なお、検査に行くのは車椅子で専門のスタッフが押してくれます。病棟のパジャマで行ったのですが、検査待ちする場所が寒く、そのスタッフに相談したらすぐバスタオルのようなものを用意してくれました。検査までの待ち時間は短かったのですが、帰りの車椅子を押すスタッフが来るのにかなり時間がかかったのでタオルもらっておいて正解でした。
昼前。
循環器内科の医師が来ました。デバイスは埋め換えの方向で考えているが、一度抜いて閉じるのか、そのまま埋め換えるかについて検討しているとのこと。一度抜いて閉じる場合は、装着型(体に巻き付ける?背負う?)タイプのAEDを付けることになるそうです。
14時過ぎ 入浴(シャワー)。看護師さんからデバイス部分の洗い方指導。特に縫い合わせている場所をよく泡立てたボディソープで円を描くように洗う。病院の希望としては毎日入院して埋め込み部を清潔にして欲しいそうです。それはこちらもありがたい。やっぱりシャワー浴びるとサッパリします。
その後
形成外科の医師が来ました。形成外科では、皮下に金属を埋め込んだときの傷の扱い、縫合の仕方などが専門だそうです。見立てはデバイスに感染している可能性が高く、形成外科としては抜去を勧めるとのことでした。
その後
補助スタッフの方が買い物に行ってくださった。入院当日に、慌しい処置の中、時間を少しもらい下着、ティッシュなどを買ったけど、靴下、洗濯用洗剤が欲しいことに気付きました。私は病棟から(検査などを除いて)出てはいけない指示になっていたので、補助スタッフに買い物をお願いしました。
過去の入院はいずれも月曜入院→金曜退院だったので洗濯機を回す必要がなかったのですが、今回は長期になりそうなので買いました。病棟の洗濯機は洗濯から乾燥まで通してやってくれるようなので、干す場所考えなくていいのは助かります。買ってきてもらった洗剤も1個で洗剤と柔軟剤が入ってるらしく、こちらも楽チンです。洗濯中に柔軟剤があると汚れの落ちが悪くなると聞いたことありますが、入院中は手間がなくて持ち物がかさばらないのが優先です。
夕食後
循環器内科の医師が来ました。
本日2回目の診察だと思う。初日から何回も来ていただいているので正確な回数が分からない。ありがたいことです。
炎症の検査値(CRP)が入院時=1日目(1.8)より、2日目朝(4.3)の方が上がっているが、この検査値は遅れて上がってくるので、このくらいは想定内だそうです。またデバイスが感染しているとなかなか下がらないそうです。私が埋め込んでいるSICDは皮下のみなので1〜2週間の抗生物質投与になりそうだけどリード線が血管内にある場合は1ヶ月くらい投与することもあるそうです。
毎日検査してもそれほど変わらないらしく、3日目は血液検査なしで、4日目に検査予定するとのことでした。
入院6日目に子供の運動会が予定されていましたが、やはり参加は無理そうです。残念。
