東京外国語大学管弦楽団第78回定期演奏会 | 音楽な日々

東京外国語大学管弦楽団第78回定期演奏会

$音楽な日々-外語大2009+
ドボルザーク 謝肉祭
ボロディン 交響曲第3番
ドボルザーク 交響曲第9番「新世界より」
杉並公会堂

熱い熱い演奏会でした。外語大の皆さんとはもう丸5年一緒に演奏をしてきましたが、年々レベルアップし、それに比例して団員数も増え、そして年々演奏が熱くなっています。毎回、演奏会が終わるたびに、これほど熱い演奏は今までに体験したことないなぁ、という到達感でいっぱいになるのですが、今回の演奏会は今までの外語大の演奏会の中でも一段と熱く充実したものでした。すべての曲がhigh tensionで、火傷しそうな爆演。
 新世界という曲は、今回やるまでは正直それほどの思いを持っていなかったのですが、まじめに楽譜と向き合ってみましたら、みればみるほど、知れば知るほど深く素晴らしい曲でした。真の名曲だと納得させられました。一般に歌謡的な曲と思われているように思うのですが、今回勉強してみて、むしろ非常にsymphonicな曲であるということに気づき、そのことを外語大の学生さんにも理解してもらって、とても興味深く練習を進めることができました。本番は私自身の課題としていろいろ反省すべきところがありましたが、オケのみんなの情熱と高い集中力、そして何より日頃の熱心な練習のお陰で感動的な演奏となりました。また嬉しいことに1000人を超えるたくさんのお客様にご来場いただきました。私が外語大オケを指揮するようになって最高の集客でした。ホールのキャパシティぎりぎりのほぼ満員です。ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました!そして外大オケの皆さん、本当にお疲れ様でした。皆さんの熱く情熱的な演奏、素晴らしかったです。次もがんばりましょう!