深作秀春 著
主婦の友社・1300円(+税)
2017年9月30日発行
◎(前略)
患者さんが自分の家族ならどのように
治療すべきかと考え、判断します。
自分の子どもなら、きょうだいなら、
親ならどうするか、極端な話なら
自分自身がもし患者ならどうすべきかと判断します。
眼科医はもちろん、
すべての医師がそうであってほしいと切に願う。
病院の評判や、自分の実績や
その他諸々の圧力に屈することなく、
患者目線の医師で病院が動いていくなら、
世の中はもっと変わっていくだろうなぁ。
◎大学病院などの研修病院では
無理と言われても、世界最先端の医療を
行うならば治せるものは多いのも事実です。
ただ、実績がないのにもかかわらず、
大学病院などの研修病院で
実力以上の手術を施行され
失明するかたもあとを絶ちません。
「視力が思ったほど戻らなかった」なら
100歩譲ってまだ受け入れられるが、
失明って…。
そうならないためにやることは、
病気について自分で調べまくることと、
慎重な病院&医師選びと…
神頼み。( ;∀;)
神頼みはあまり効き目がなさそうだが
些細なことが明暗を分けるように、
実は大きな力があるのかもしれない。
◎ここで大切なことは、いまや平均寿命が
90歳にもなろうとしているときに、
目の実際の寿命はせいぜい70年ぐらいである
という事実です。
そのためにも早め早めの検査を…
とも思うが、
検査による診断や処置に問題があったら
それだけで危なくなるじゃん!
と深読みするのは気の回しすぎか。
だけどいつか来る目の寿命のために
少しでも目を守る生活を意識しようと思う。
◎眼球運動はかつてのテレビで紹介された
困ったインチキ法と同じでした。
また、「〇分で目が治る」と称した方法は、
目の周りをこすったりたたいたりする方法でした。
これは、アトピーの患者が目の周りをこすったり
たたいたりするような、
同じ困った行為をあえてやるような愚挙です。
そーそー。
一時は私も目のまわりをトントンと叩いたり、
眼球をぐるぐる回したりしていた。
目のまわりのツボを押すのとは違い
周辺を叩くのも、さするのも、
眼球ぐるぐるも目に負担をかけるらしい。
ちなみに、どなたの本だか忘れてしまったが、
眼精疲労のときに目を温めると
負担がかかるので冷やすのが正解だと
書いてあったのを思い出した。
温めるか冷やすか?
私は勘違いしているものが多いので
注意しなければ。
◎この3Dアートなるものが目の健康に
役に立つかどうかということならば、
全く役に立たないばかりか、
目の疲れを引き起こして
かえって疲れる原因になります。
これも流行ったことがあるね~
1990年代だったかな?(忘れたけど)
目の筋肉を鍛えるためかもしれないが、
確かに負担にも思える。
ついでに、深作氏によると
「ピンホール眼鏡では老眼も近視も治らない」
らしい。
それから、3Dアートとは無関係だが、
ふと思い出したので忘れないうちに。
目によいといわれるサプリも
ブルーベリー(エキスなど)が人気になれば、
カシスの成分のアントシアニンは〇倍も効くよという噂。
カシスか~と納得すれば
そりゃルテインでしょ!になってる。
ルテインで間違いなし!と思ってたら
ゼアキサンチンじゃね?…という世の中。
溢れる情報から正しいものを見つけるのは
難しい~
ちなみに本書では
ルテイン、ゼアキサンチン、DHA、EPAと
ターメリックが目によいとのこと。
とはいえ、サプリよりも緑黄色野菜を
たっぷり食べるほうが吸収率も安全面もいいらしい。
な~んだ
じゃあそれがベストかな。
農薬や遺伝子仕組み変えその他の危険性に
さらされていなければ。
◎白内障手術は眼科手術の基本です。
ところが、手術後の視力結果が全く違うのです。
特に、皆さんが勘違いしているのは、
大きい病院といわれる大学病院や総合病院の眼科は、
ほとんどが研修病院であるという現実です。
研修病院は練習病院ということです。
私は手術研修を否定しているのではありません。
しかし、患者研修材料になることを知らないで、
よいと思って大病院志向をしていることが
問題なのです。
大学病院や総合病院には
それなりのメリットがいくつもあると思うが、
問題点を知っておくのも重要なので
こういう情報はとてもありがたい。
◎世の中にはトリックがあります。
疑ってかかりましょう。
特に日本ではメーカーからお金を得た
大学病院主導で学会ガイドラインが作られ、
医療行為の名のもとに、
患者を失明させるような行為が行われることが
あります。
(中略)
患者さんも、よく治療内容を検討しないと
いけない世の中なのです。
だから失明は怖すぎるって(>_<)
嘘で固められた世の中のトリックを見破るには、
テレビや新聞をうのみにしないことだと聞くが、
コロナ関係のニュースを見ていると、確かに
“なんだかおかしい”
というのがよくあるよねぇ。
ちなみに、ここでいう危険な行為とは、例えば
加齢黄斑変性の治療に
PDTレーザーを使う
といったようなことらしい。
病院に行ったら「はいお願いします」と即答せず、
よくわからないのに言うなりにならず、
時間を置いて
ググったり、本で調べたり、
人に評判を聞いたりして
自分で考えようとしみじみ思う。
◎網膜剥離の手術は、手術の腕の差というか、
手術後の結果に技術の差が露骨に表れるのです。
どんな目の手術ももちろん結果の差が出ます。
しかし、網膜剥離は下手な手術を受けると
失明して治せなくなりますから、
手術をしてもらう医師の選択には、
なおさら慎重になるべきです。
繰り返し伝えるということは
よっぽど大切なことだと思われるので、
私も繰り返し引用してみた。
身体のどの部分も大切だが、
私はもしも神様に
「自分の理想の素肌」と
「よく見える目」と
「自分の理想のスタイル」と
「自分の理想の顔」を
一つ選んだら叶えてあげると言われたら
迷わず「よく見える目」を選ぶ。
ド近眼なので
よく見える目があれば
私の冬は春になる。
しもやけにならない冬も
春と同じだけど。
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畑の大根を抜きに行かなきゃ。
大根、大根、大根…
あ~でも寒いし~