こんにちは！
名古屋市北区の慢性腰痛・肩こり専門整体院
「しあわせ Medical Body Care」
院長の矢野です。
本日もブログを読んで頂きありがとうございます。
最近は暖かい日が増えてきましたが、日常生活では新しい年度に向けて何かと忙しくなる人も多いのではないでしょうか？
なので今日は忙しい方でも簡単に出来るセルフメンテナンスをお伝えします。
ズバリ
ツボ
です。
昔から「○○に効くツボ」なんて話をよく聞きますが、
本当に？
と思っていませんか？
私はずっと思っていました。
元々理学療法士の私は完全に西洋医学の人間なので、東洋医学や中医学というものに対しては全くと言っていいほど興味がありませんでした。
というか、むしろ胡散臭いとすら思ってました（- -；
（本当にすみません・・・）
今では興味めちゃくちゃあります！
「ツボ」とは専門用語では「経穴（けいけつ）」と言い、「経絡（けいらく）」という流れの中にある点です。
東洋医学では「気」の存在を前提としていて、この気の流れる道を経絡といいます。
私は幽霊とか気とか、そう言った目に見えないものに否定的だったので、この時点で無理でした。多分、同じような方もいると思いますが、しばしお付き合いをお願いします。
最近では色々な科学の進歩がありますが、まだ気の存在は認められていません。
でも色々と分かってきたこともあります。
まず、アナトミートレインという考え方によって、筋膜の走行が経絡の走行に近いものがあることや、
更には、筋膜の走行の重なる部分と経穴の位置が近いものがあったり、
トリガーポイントと呼ばれる筋肉のしこりが出来やすい場所と経穴の位置が近かったりすることが判明しています。
そう考えるだけで、経穴というものがスーッと入ってくる感じがしませんか？
前置きが長くなってしまいましたが、そこで本日は
腰痛に効くツボ
についてお話しさせて頂きます。
【腰腿点（ようたいてん）】
どちらかというと急性痛に効くとされているツボですが、そうでない腰痛にも効果的です。そして何よりも手にあるので押しやすい！
場所は手の甲で、人差し指と中指の間と中指と薬指の間で、骨と骨との間を付け根の方向へ進み、間が狭くなって交わるところです。
筋膜でいうとSBALというラインで、肩甲骨へと繋がっていく場所になります。肩甲骨と腰はとても関係が深いので、その視点でも効果がありそうですよね！
【腎兪（じんゆ）】
骨盤の少し上で、背骨の中心から3cm程度外側になる場所です。
字の通り腎臓との関係が深いツボです。腎臓由来の腰痛はたくさんあるので、腎臓の血流を改善してくれる腎兪は効果的です。
筋膜では、SBLやFL、SPLという３つの筋膜の走行に含まれるとても大切な場所です。
【委中】
膝の裏の窪みになる場所です。
血管や神経、リンパなど色々な物が集まる場所なので、腰痛以外にもむくみや冷えにも効果的です。
筋膜ではDFLという腰痛とは切っても切り離せない大切なラインになります。
【崑崙（こんろん）、太渓（たいけい）】
くるぶしとアキレス腱の間です。内くるぶしとアキレス腱の間が太渓、外くるぶしとアキレス腱の間が崑崙です。
委中と同様、冷えやむくみにも効きます。
筋膜ではLLやDFLといった、やはり腰痛には鉄板のラインに乗っています。
この他にもたくさんあるんですが、まずはこの４つを押してみてください！
押す強さは、痛気持ちいいくらいです。
押している時に、腰に効いてるのをイメージするとより効果的です！
時間もかからないし、体に悪いことは何もないので一度押してみてはいかがでしょうか？
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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