今日から、2020年パク・ボゴムさん主演(サ・ヘジュン役)の「青春の記録」について掘り下げていきますね。
このドラマは、バクボゴムさんの人生の映画と言っても過言ではないらしい
厳しい現実と、青春やサクセスストーリを描いたものとも言われています。
さて、第一話から5つのセリフをピックアップしました。
「私は自分本位に生きていく(내 의로 사는 거야)」
未来の恋人でサ・ヘジュン推しのジョンハが後輩に「自分勝手ですね」と言われて返した一言。
ジョンハは大企業を辞めた時に自分に誓ったことがあり、それが『自分を労って生きる』ことでした。
企業って、色々あるじゃないですか、自分の心に嘘をついてやらなければならないこと。
彼女はオプティミスト(楽観主義)で、失敗を一時的なこと、物事の一面に過ぎないと捉えられる性格。
実際に、ピンチって起きてほしくないけど、振り返ってみると、結局それが人生の転機になっているものじゃないですか?
私もオプティミスト気味です。私も全然仕事が見つからないけど、きっとこの先いいところがあるのだろうと思ってしまいます。
正直そこまでいいなと思っていない会社から不採用の連絡をもらったりすると、傷ついて落ち込みますけどね。
こっちだっていきたくないわ!と言い返したくなりますが、結果的に行かなくてよかったのだとすぐに忘れます。
「いつまでも若くないぞ、大人の話に耳を傾けろ(언제까지 젊을 거 같아? 어른이 얘기할 때 좀 들어)」
サ・ヘジュンのバイト先の店長に言われた言葉です。”除隊したらお店を譲る”と言ってくれた提案に、サ・ヘジュンは”固定の仕事は持てない”とお断りします。それに対して店長が言った一言。
きっと店長も若い頃はいつまでも若いと思っていたけど、現実、時間が過ぎると厳しいものだということを経験してきたのでしょうね。
店長が若い時と、今を生きるサ・ヘジュンとは過ごす時代や環境も違うけど、いつの時代も時間は公平に過ぎていきます。
とはいえ、そもそも店長とサ・ヘジュンの人生自体違うものじゃないですか。”うっさいわ!”と言いたい私。
もしかしたら、これこそが歳をとると言うことなのかもしれないですね。
人の人生にアドバイスをするなんて烏滸がましいですね、本当に相手のことを思っているならば、応援して寄り添ってあげると思います。
私は若い人と接する機会があまりなく、言う機会がないで今の所、安心(何が?!)。
「人間は自分の利益が一番優先なんですよね(인간은 자기 이익이 제일 우선이더라고요)」
よくぞ言ったぞ、サ・ヘジュン。上記の店長のアドバイスに”一般論”として口答えを。
彼は、人を信じる優しい心を持っているがゆえに、騙されたり、見下されて心を痛めることも多い。
でも大人になるにつれて、アドバイスとは、自分のためではなくアドバイスする人自身のためではないかと気づき始めたのですね。
その通りです!
「ずっと攻撃されている、現実に(계속 공격받고 있어 현실한테)」
なかなか結果の伴わないサ・ヘジュン。
社会は愚か、仕事先、家族からも攻撃をされ八方塞がりで落ち込むシーンでの一言。
”だからお前はダメなんだ”、”そんなんじゃ無理だ”、”お前は一生売れない”・・・などなど色々言われるんです。
成功の方法を知っている、失敗してほしくない思いから、こういう言葉って日常でも吐かれるものだと思います。
言っている本人は”ほら、俺の言った通りだろ”、”世の中は甘くない”、”同じ失敗をしてほしくない”、”俺の方がよく知ってる”という思い、もどかしい気持ちや、挑戦している姿が眩し位など、感情が昂るとつい出るのかもしれません。
しかし、言われた本人は、きっとその状況では落ち込んでいるだろうから、さらにダメージ喰らいますよね。
自分の信念を貫いてるだけななのに、結果が伴わなければ責められて、ほんと他人って勝手なものですね。
そんなことで揺らぐ信念なら、信念じゃない!とか言っちゃう人も出てきそうですね。
”がんばれサ・ヘジュン!”となるわけです。
「もし僕たちの関係が変わるとしたら、(何かのせいではなく)状況ではなく純粋な気持ちを失った時だ(만약 우리가 달라진다면 형편 때문이 아니라 순수함을 잃은 거다)」
小学校からの親友でモデルとして切磋琢磨するお金持ちのヘヒョ。
二人とも役者へ転向するのですが、ある映画の役のオーディションにどちらが受かるかというシーンで、”どちらが受かっても祝福しよう”と美しい友情のやり取りの中で、サ・ヘジュンの言った一言。
実際は、財力のあるお家(金のスプーン)のヘヒョのオンマによる超強力バックアップでヘヒョがその役を射止めるのですが、それでもサ・ヘジュンとヘヒョの友情は変わらないのです。※ヘヒョもまだオンマの仕業だと知らない
彼らの友情は、どんな環境や状況になっても、純粋な心で繋がっていれば変わらないという、なんとも羨ましい友情ですね。
私にはそんなことを言い合える人はいるのだろうか。。
もしかしたらいるのかもしれないけど、私が傷つくのが怖くて明らかにしたくないだけなのかもしれない。
でもいいじゃん、いいドラマが見れてるんだから!(ほら、オプティミスト・・)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。