何度かブログにも書いていますが、ウチには昨年6月頃よりノラ猫、茶トラの親子(五つ子)がいます。

来た時は 五つ子が2ヶ月くらいで、まだ小さく無邪気に兄弟仲良く遊び、お母さんのおっぱいを必死に飲んでいる姿を毎日見せてくれました。

 

と、同時に不安もおこりました。

それは、この母猫は一昨年の秋に生まれた子で、半年でお母さんになってしまったことを目の当たりにしたからです。

これ以上増えたら・・・   という危機感と、この猫たちを悪者にしたくない。

という思いが日に日に増していきました。 そんな中、五つ子と同じくらいの身体の黒猫も来て… 計 子猫6頭。

 

夫はノラ猫に関わることをとても嫌がっていたので、なかなか自分の気持ちを決められずにいた時間がありました。

 

 

でも、この子たちが居てくれるだけで嬉しい、愛おしい、毎日パワーをもらえているとはっきり自覚できた時、夫に怒られてもいいから

避妊・去勢手術をして外猫として(夫はアレルギーがあるので家はNG)飼いたいと話ました。

 

毎日猫に夢中になっている私を見ていた夫は、もう特に反対はしませんでした。

好きにすればと。

 

 

それから、少しずつ作戦を練り、(ノラ猫なので警戒心は強く、触ることはできません)1頭ずつ捕まえ、時には奇跡も起こり、ようやく 先日 全部手術を行うことができました。

 

最期に手術をしたのは黒猫だったのですが、この子がまた信じられない行動をして私を驚かせました。

 

五つ子たちは皆 当然ですが、捕まれば恐怖で私を威嚇し、エサも拒否する子もいました。(まさに獣です)

 

でも、黒猫はその威嚇をしなかったのです。

むしろ、手術をして帰ってきた時には 私に対してゴロゴロと喉を鳴らしたのです。

 

猫が喉を鳴らすのは 主に安心している時と言われています。

本当にそうだったのです!

 

術後の薬が5日分処方されるので保護したのですが、その間 触れることもでき、ほほを撫でるとゴロンと横に倒れるのです。

頭を撫でると気持ちよさそうに また喉をゴロゴロ鳴らすのです。 そのゴロゴロは私にも心地よく心に響いてきました。眠くなりました・・・

私の声かけに「ニャー」と返事もし、汚れたシートの交換も 私に手を出すこともなく すんなりと替えさせてくれました。

ほんとうに驚きました⁉

 

開放した後も 五つ子も黒猫も変わりなく来ます。

エサの時には、鳥のヒナのように顔を上に向け待っています。

一緒に遊びます。

私を癒してくれます。

 

自分と向き合って辛い時期にめぐり逢った縁。

 

神様からのプレゼントだと思い大切にしようと思います(*^-^*)