けさの『読売編集手帳』には…
>「ゼレンスキー政権はネオナチだ」とするロシアのニセ情報が拡散したのは、
戸惑わされる人がいかに少なくないかを物語る。
…などとしている。
だが、根拠も証明もない全否定、
「ロシアのニセ情報」というレッテル貼り…
こういう手口がすでに「わたしはナチスである」と言っているに等しい。
サリン事件のときも、冤罪裁判でも、そして、昨今の「差別発言」報道でも…
読売は、いくらでもウソを報道し、垂れ流してきた欠陥企業であろう?
イラク戦争のときは、米英のウソをそのまま垂れ流していた。
そうした低リテラシーの前科をうず高く積み上げておいて、
「どのツラさげて…」の作文である。
なぜ、そうした「ウソ」を垂れ流してしまうのかというと?
「お上の言うことは絶対正しい」と信じ込まされているからである。
これを、通常「洗脳」とか「マインドコントロール」という。
共産党なんかも、党員は「中央」のいうことを疑わないが…
キミたち、よく似てるよね~ww
自分がよく知っている事実について、メディアがどのように報じるものかを
大半のザコブタ君はご存じない。
そもそも疑いを持たないから、気づきもしない。
「ゼレンスキーはネオナチ」というのは、
そこそこの学者や識者が根拠をもって語っているものであるから、
学者らがするように、きちんと根拠をもって反証しないとダメである。
こういう「風評拡散」記事を自分で書いておいて何を言うのか?
>メトロン星人
>周囲の人が敵に見えるようになる赤い結晶体を市販の煙草に仕込む。
>互いの信頼感を壊し、傷つけ合わせた後、悠々と地球を乗っ取ろうとする。
>信頼感が傷つくことばかり起きている。
(--)9m その原因が、おまえらマスコミのデマ報道なんだけどね!
>近頃、「赤い結晶体」の片りんを感じるのがインターネットである。
虚構や偏った主張がソーシャルメディアに次々投稿されるのを眺めるうち、
荒唐無稽な陰謀論に染まった人たちがいる。
ウクライナ侵略然りである。
(--) みんな、読売や朝日が「メトロン星人」だと気づいたから投稿している。
そして、読売や朝日のような「メトロン星人」はネットにもいる…ってだけだ。
な~に「ネットはダメだけど、新聞はマトモ」みたいなこと言ってんだ?
だから、キミたちは、いつまでたっても成長しないんだよ。
そういえば、ロシアはハッキングなどして米大統領選挙にも関与したそうだが…
まあ、米英だって手段はどうあれ、日常的に他国に対してやっていることである。
それは、このまえの「情報漏洩事件」でも明らかになった。
もっとも、あまりメディアは報じない。
自分たちのデマ報道がバレルからだろうけど?
…で、ロシアは、スノーデン含め、
いろんな筋からの「機密情報」を集めて流しているのだろう。すると?
読売辺りが「ロシアのニセ情報」と風評を流せば、
漏洩した機密情報をザコブタ大衆が「ウソだ」と考えてくれるだろう…
米英に都合の悪い真実は、
読売らの日常工作によって「なかったこと」になるだろう。
「事実」をつなぎ合わせてみると、このように…
日本のマスコミこそ日常的に米英の策略に沿ってニセ情報を流している
…という「合理的な疑い」しか残らないのである。
ナチスら洗脳された者たちは、浮気男と同じで「バレても全否定」する。
これだけ完璧に証明すれば、降参するだろう
…などという「常識」は、彼らには通用しない。
完全論破されるほど連中は堂々と開き直って見せる。「演技力」の勝負なのだ。
それこそ彼らは「全力でウソをつく」…ご主人さまへの愛、忠誠のために…
ザコブタ大衆から一歩抜け出たリテラシーをもつには、
まず、このことを肝に銘じなければならない。
彼らに「良心」など期待してはいけない。
彼らは、墓場まで真実はもっていき、ウソを死ぬまでつき続ける。
「だから、彼らは新聞記者なのだ」と言ってもよいだろう。
さて、きょうの本題は、
『別冊日経サイエンス』<科学がとらえた格差と分断>の記事からだ。
「ニコバル諸島からの報告」(津波後の復興支援が土着文化の荒廃をもたらした)
元記事は、とても長いので要約しながらの記事になる。
スマトラ沖のM9.1の巨大地震(2004年12月26日)のときである。
ニコバル諸島は、インド洋ベンガル湾の東方にあり、マレーシア半島の西方にある。
スマトラ島からミャンマーにつながる海底山脈の一部であり、
アンダマン諸島とともに、アンダマン海の西方境界を形成している。
(記事中の画像↓)
ここは、何世紀ものあいだ、
中国とインドの間を行き来する船が食料補給などの目的で停泊した場所で、
1756年にデンマークが植民地化したのを始まりとして、その後…
オーストリア、英国(大戦中に一時日本が支配)、インドと宗主国が変わった。
しかし、伝統的な土着文化は、ずっとそのままに維持されていた。
インドは、ニコバル諸島への立ち入りを厳密にして制限していた。
>ニコバル人はココナツの果肉を乾燥させてコプラにし、
それを民間業者や地元の組合との間で、佐藤、灯油、布などと交換した。
現金は、ほとんど流通していなかった。
>ニコバル人は数千年前にマレー半島からこれらの島に移住してきた。
>津波以前は、狩猟や採集、豚の飼育、サンゴ礁で漁をして生活していた。
>「トゥヘット」、「カムアンセ」と呼ばれる大家族があり、その一部は、
塊茎やオレンジ、サトウキビ、レモン、バナナ、ヤム芋、パパイヤ、ジャックフルーツ、
とりわけココナッツなどを栽培し、島外と取引していた。
>家族全体は3世代以上からなり、歌ったり、冗談を言ったり、トディを楽しんだ。
トディは酒のようなものであり、ココヤシの実から搾った樹液である。
そこでは仕事と遊びは一体だった。皆、楽しみながら作物を栽培した。
必要な時に友人や隣人からどれだけの支援を引き出せるかは、
富の一種と考えられ、人によって異なっていたが、同時に、
誰も困窮しないように保証する社会規範も備えていた。
さて、この共同社会が「津波被害のせいで」というよりは「災害支援のせいで」
その後、跡形もなく消えてしまうことになった。
それは、戦後日本が、高度成長とバブルで失ったものと共通する。
NGOの支援、インド政府の前例のない給付…
そういった大規模な救援復興事業は、
ニコバル人の文化にそぐわないものばかりで、
地域の絆は立ち切られ、消費文化が蔓延して物欲に囚われた。
そして、糖尿病などの生活習慣病が蔓延り、
うつ病やアルコール依存症に悩まされるようになった。
(--)b コロナ禍で、とくにアメリカが気前よく給付金をばら撒いたのだが…
こうした効果を支配層が狙ったものだということは、まずまず明らかなことだろう。
日本でも「ベーシックインカム」だの「再分配」だの…
野党やサヨクが盛んに「グローバリストの陰謀」に加担する政策を叫んでいる。
「再分配」もタダばら撒くだけでは、このニコバル諸島の「二の舞」なのである。
一番大事なところが、まったく議論から漏れている。
マスコミが故意に情報統制しているフシも、あちこちにみられる。
とくに、朝日や「週刊金曜日」などの
「核家族が民主主義」という核家族幻想、民主主義幻想がひどい。
ニコバル人は「民主的」に自分たちの生活を築いていた。
また、彼らに「軍国主義」も存在しない。
田中優子あたりが叫んだ「家族幻想」、「家族ユートピア」は、
ニコバル諸島では現実のものであり、グローバリズム以前ではふつうのことだった。
むしろ、家族が「幻想」だというのであれば、
それこそ「本当にするために全力でつくウソ」でなければいけないだろう。
「分断が~」「格差が~」と言いながら、彼ら自身が分断と格差を煽っているのだ。
ニコバル諸島の例を、そのまま信じるのであれば、
糖尿病やうつ病やアルコール依存症を蔓延させた責任は彼らにこそあり、
国民は、彼らに損害賠償を請求する権利があるだろう。
ところが、原発訴訟同様、そのような責任はけっして取ってもらえることはない。
被災から15年して、支援者を信じたことを彼らは悔やんでいる。
支援する側に、
自分たちの価値観が優れており、
原住民文化は矯正してまっとうにすべきという差別意識がある。
ちょうど、欧米人がイスラムにもつ意識であり、日本人がほかのアジアにもつ意識である。
また、ナルシス悪魔キリスト教(イルミ・ユダヤ教)のように、
自分たちは選ばれし者だから、他は自分たちに合わせるべきという
「選民思想」もこれである。
「ジェンダーが~」とか、ポリコレを叫んでいる連中も、
まさに「選民思想」をもっている。
朝日や「週刊金曜日」に蔓延するこうした差別意識に対して、
当ブログはこれからも断乎不服従を宣言するだろう。

