昨日は、長野で北京五輪の聖火リレーが行われました。
大きな事件が起こる不安もありましたが、そういうことはなかったようです。
だからと言って、何事もなく無事に終わったという訳ではありませんけどね。

私の印象は「この一日だけ長野は完全に中国と化した」ということです。
テレビや写真などで確認できる映像は、とにかく赤い国旗のオンパレードでした。
物々しい警備などを見て「本当にこれが日本?」と思われた方も多いでしょう。
この異様な雰囲気は、平和の祭典とあまりにかけ離れているといった感じです。

結局のところ、聖火リレーは長野という場所を選んだだけという感じです。
チベットの旗を持った人は、徹底的に排除されたという話しも聞きます。
日の丸もほとんどなく、赤い旗ばかりが揺れている光景は、ある意味不気味です。

参考↓『聖火リレー:最終走者の野口がゴール「市民不在」で終了』
http://mainichi.jp/photo/news/20080426k0000e040007000c.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080426-00000009-maip-soci

(以下、記事を引用...)
チベット人権問題への中国政府の対応を巡り、世界各地で混乱が起きた北京五輪の聖火リレーが26日、長野市の全長約18.7キロのコースで行われた。リレーを盛り上げようと早朝から集結した中国人留学生らと、右翼やチベット支援者らが市内各所で小競り合いを繰り返し、中国人4人が軽傷を負い、走者の前に飛び出した男3人が逮捕されるなどトラブルが相次いだ。「中国 加油(ジアヨウ、頑張れ)」と「フリー チベット(チベットに自由を)」の叫び声が交錯する中、警官約90人に守られた聖火リレーは「市民不在」のまま終了した。
午前8時15分、出発地を返上した善光寺から約800メートル南西の県勤労者福祉センター跡地で出発式。竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長が「長野市から日本中の人々に平和と友情のメッセージが伝わることを確信している」とあいさつした。聖火リレー市実行委員会名誉副会長の鷲沢正一・長野市長が「相互理解と友好の精神を絶やさない五輪精神を長野から全世界に伝えたい」と述べ、世界人権宣言の第1章を朗読した。
同26分、鷲沢市長から北京五輪野球日本代表の星野仙一監督(61)にトーチが渡され、聖火リレーはスタートした。紅白のTシャツと短パン姿の星野監督は右手で聖火を高々と掲げ、笑顔で沿道の中国人らに手を振りながら約240メートルを走り、アテネ五輪陸上男子短距離代表の末続慎吾選手(27)に手渡した。
午前8時47分ごろ、10番目に走ったタレントで長野五輪閉会式司会を務めた萩本欽一さん(66)がJR長野駅前を走行中、沿道から男が物とビラを2回にわたり投げつけ、伴走の警官が盾で防いだ。その際、警官の列に飛び込んだ男が威力業務妨害容疑で逮捕された。同9時過ぎには19番目の北京五輪卓球日本代表、福原愛選手(19)の前に飛び出したチベットの旗を持った台湾籍の男、同11時10分ごろには市民走者に向けて生卵を投げた日本人の男が同容疑で逮捕された。
負傷者も相次ぎ、午前6時55分ごろ、長野市中越のリレーコース付近で、中国人男性が右翼活動家とみられる男に旗で殴られ額を切るなど、中国人計4人が軽傷を負った。
80番目のアンカー、アテネ五輪マラソン金メダリストの野口みずき選手(29)にリレーされた聖火は午後0時半、終着点の若里公園に到着。野口選手が聖火台に火を移した後、到着式典が行われた。
警察庁と長野県警は近隣県警などを含む約3000人の警官を動員。石井隆之・県警本部長自らが伴走車で陣頭指揮を執った。白バイが先導、機動隊員5人と、北京五輪組織委が派遣した聖火警備隊の2人が伴走。周りを白いトレーニングウエアと制服姿の警官約90人が取り囲みながら併走した。出発・到着式会場は五輪関係者以外の入場が制限された。

この長野での様子を、中国内部では都合のいいように報道していることでしょう。
カメラのアングルを工夫すれば、いくらでも中国歓迎ムードを演出できます。
当然ですが、チベットに関連するものを一切流すことはないでしょう。
決して日本で歓迎されなかったことは、何ら伝わることはないだろうと思います。

長野市民さえほぼ不在の状態で終わった聖火リレー、皆さんはどう思われましたか?
無意味な混乱を招いただけ、長野でやる意味はなかった、むしろやらなければよかった。
私自身は、そんな風に考えています。


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