友達価格 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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友達価格って言いますよね。

 

通常のお値段よりも安くしてもらう時に。

 

それって、

頼む方が、

予算がなかったり、

凄くリスキーな投資をしてたり、

新しいお店作ったけどまだ全く利益が出てないとか、

長年店やってるけど経営が傾いて危険な状態だとか、

本当にギリギリの状態だから

「助けて!お願い!!」

ってことで

友達価格で何とか・・・って値切る(苦笑)訳ですよね。

 

頼まれた方も

"友達"だから

「君からはお金をそんなに貰わなくていいよ」

ということで

利益を少なくしたり、

もしくは全く利益を乗せないことを指しますよね。

 

昔ね、

知人がとあるアーティストのRemixアルバムを仕切ったんですが、

参加してくれたRemixer達に友達価格で仕事を頼んだ訳です。

 

潤沢な予算があったにも関わらず。

 

僕、思わず突っ込んだら、

「こういう時に儲けさせてもらわないと、いつもカツカツなんで・・・」と。

 

ま、頼まれた方は元々の予算知らないだろうし、

"友達"だから引き受けたんでしょうけど・・・。

 

僕、初のソロ・アルバム『United Legends』を作った時にね、

誰にも会わずにメールのやり取りだけで完成させたんですけど(KJM曲だけは会いました)、

その時、結構たっぷり予算あったんで、

参加してくれたボーカリストとトラック・メイカーにしっかりお支払い出来たんです。

 

あのDegoさんが、

「お前バカか!これは貰いすぎだろ!!」とメールを送って来ました(笑)。

 

ない時はお願いして少ない額にしてもらうけど、

ある時は奮発してたっぷり払う。

 

そういうのを友達価格って呼びませんか?