仏蘭西三 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

それでも、
クララ・ヒルの歌が入ると
人の足が少しづつ動き始めた。

この曲がだめだったら
僕が
DJする意味ないじゃん(訴)。

JAZZAMARの
プレイ中
一番ノリのいいグループは
ラテンに反応していた事を既に
チェック済みだった僕は
パーカッション繋がりで
ラテン系のブレイク・ビーツを
一気に畳み掛けた。

どうだ?










































これが、正解!!!

確実にテンションは上がりつつある。
それに
2時を回ったあたりから
どっと人も混み始め
ラテンのグルーヴに
どんどん人が引きずり込まれて行く。

またもや、あの曲が
効力を発揮するのかな?
と思いきや。

DOMUがREMIXした
ORIN WALTERSのプエリトルコ・プロジェクトから
SEIJIのOREJAに移行する辺りで
ビッグ・ウェーヴが来た。

やはり
ライナーの予感は
当たっていたのだ。

FUNKANALAという
インストのラテン/アフロ/ジャズ/ハウスで
引っ張って
通好みな方向に転換しても
全然大丈夫。
この状態で
ライナーに引き継げれば
何の問題もないだろう。
ミラクルを起こす余裕はなかったけれど、
ここまで
持ってくるのが一苦労だったし。
自分で言うのもなんだが
よくやったと思う。

最高潮のフロアーを
彼にプレゼントしてやろうという気になった(悪)。

先攻を譲ってくれたライナーに(企)。

僕の後に
絶対外せない
プレッシャーを
彼は
感じる筈。

JAZZTRONIKのREEL PEOPLE REMIXで
マキシマムな反応を見せた
フロアーへ、
とどめは
勿論
「RED EYE」。

これで
完全に
火がついた。

ライナーに
僕からのささやかな
忠告を伝える。

「短いから気をつけなきゃ、直ぐに終わってしまうよー」。

気分爽快。

しかし
この時、
僕は
もうすぐ
自分の身体を
ある
異変が襲うとは
夢にも
思って
いなかった。
(つづく)