仕事とは膨大な量のタスクとの挌闘です。コンサルワークならなおさらです。
特に戦コン・ma系の一人当たりタスク量は半端のないもので、一つ一つタスクを分解して効率よく片づけていかなければ到底締切までに仕事を終わらせるのは不可能に近いといえます。
上手くスケジュール管理が出来るビジネスマンなら、センスでスケジュールの効率化をすることは可能ですが、自分のような凡人はそういうわけにもいかない(お恥ずかしい話、こういう業界に来たことで今更ながら自分が凡人であることに気づきました。)。
最近ではスケジュール効率をモットーに仕事を進めていますが、中でも役に立った本を下記に紹介します。
なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術
posted with amazlet at 15.05.20
佐々木 正悟
技術評論社
売り上げランキング: 22,986
技術評論社
売り上げランキング: 22,986
これは
・「本日 1日分の仕事 」を 1シ ートで管理する
・「これからやる仕事のリスト 」と 「ここまでにやった仕事のリスト 」を一元管理する
・「 1分以上時間のかかること 」はすべて管理する
・すべての仕事の 「見積もり時間 」を出しておく
・「本日 1日分の仕事 」がすべて終わったら何時になるかの予測を自動算出することで 、常に仕事の終わる時間 (または就寝時刻 )をリアルタイムに把握する
という5つの前提で仕事を進めて、仕事をタスク単位に分解しまくり、分解後のそれを優先順位をつけずに「タスクシュート」していくスケジュール管理法です。
スケジュール管理法というと優先順位をつけることを想定しがちですが、この本では優先順位付けは無意味であるとしています。というのも
「タスクシュ ート式では 「優先順位づけ 」というものをやりません 。 「仕事は 、やった順にしか終わらない 」からです 。どんなに厳密に優先順位をつけても 、その順番でやらなければ (できなければ ) 、結局優先順位を裏切っていることにしかなりません 。」
Source:p582
という理由があるからです。
下記のようなエクセルによる管理を当本では推奨していますが、僕自身はメモ帳ベースでこれを実践しています。進捗管理を具体化することで、安心感を持って冷静に仕事に取り組めるようになりました。良ければご参考ください。
*ブログ内容につき、ご質問頂戴しておりますが、今暫くご回答お待ちくだされば幸いです。