夢は叶わない | 福岡の心と言葉を科学する メンタル強化指導塾

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福岡市にあります心理カウンセリング教室になります。心の持ち方、言葉の力には様々なテクニックがあります。それらを駆使することが出来れば、人間関係や心の葛藤を解消することが出来ます。そんなことを紹介するブログです。

いきなり過激なタイトルで気を悪くされた方がいましたら申し訳ありません。

ですが、タイトルの通り夢は叶いません。

「でも私は夢を叶えましたよ!」


確かに実現された方はいらっしゃるかと思います。

ですがそれって本当に「夢」だったのでしょうか?


■夢と目標の区別をしっかりつける
先ほどの「夢が叶った!」とおっしゃる方は「目標」を達成しただけです。

学校やブラック企業にも多いのですが「夢を持て!」という割には、それを実現するプロセスについては何も教えてくれません。

学校はあくまで教育機関になりますので個々が求める将来の目標までは手が回りません(決して学校批判ではありませんよ)

ブラック企業は「夢」という縛りで離職を抑制します。

「夢を叶えるのならこれくらいは我慢しないと」と言葉巧みに操作していきます。
ですが肝心の叶える方法は教えてくれないんですね。
それもそのはず、叶えてしまうと辞めちゃうわけですから。


■夢と目標の違い
「夢」という単語を辞書で引くと

1.眠っている間に、種々の物事を見聞きすると感ずる現象。
 「―を結ぶ」(眠る)

2.
現実がもつ確かさが無いこと。
・はかなく、たよりがないこと。
 「―の世」
・現実を踏まえない甘い期待。
 「すっかり―に浸る」

3.現実のあり方とは別に心に描くもの。
・将来実現させたい希望・理想。
 「歌手になる―」
・《多く「―の」の形で》 
現実を忘れてうっとりするような、すばらしいもの。
 「―の超特急を走らせよう」

4.《「―にも」などの形で、打消しを伴って副詞的に》 
たとえ夢⑴の中であろうと。少しも。決して。
 「―にも思わない」

お分かりでしょうか?
全て「夢」から脱することが出来ない意味しかないのです。

つまり「夢」を実現をしたいないのなら「目標」と捉え、日々努力をしていかなければなりません。


■目標の道はいつも1歩から
私が夢に対して否定的な理由が、夢を語る人に限って何もアクションを起こしていないことにあります。

大それた目標でも、それに対して小さな努力をしているのなら私は笑いません。

「将来、歌手を目指していますので1日10分は歌の練習をしています!」

人によっては努力と思われないかもしれませんが、私は素晴らしいことだと思います。

10分という練習時間は確かに短いかもしれません。

ですが、それによりもっと上手くなるにはもっと練習しないといけないと思えるかもしれません。

もっと練習した結果、もしかしたら適正が無いことに気付けるかもしれません。

1歩を踏み出すことにより、様々なことに気付く事が出来るのです。

もし、あなたが夢に対してどんなに小さな努力や頑張りがあるのなら、それは「目標」です。

その1歩が貴方を変えるきっかけになることでしょう。

「夢」だけでは何も変わらないということを心に置いておいて下さい。



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