まずは福岡ソフトバンクホークス、日本シリーズ優勝おめでとうございます。ポストシーズンの快進撃は選手層の厚さと工藤監督の短期決戦の戦術に長けた采配の賜物と言えるでしょう。王球団会長は19年越しのリベンジを果たした形になりましたね。
さて、4連敗で今シリーズを終えた我がジャイアンツ・・残念ながら、王さんのリベンジに相応しい相手足り得たかと言えば、答えはノーだったと言わざるを得ませんでしたね。このホークスの3連覇の中でも一番情けない負け方をしてしまった・・と言われては何の言い訳もありませんからね。
若手選手のここぞの場面でのミスを取り沙汰する向きもあるでしょうが、やはり坂本と丸が徹底的に抑え込まれたのが敗因、これに尽きますね。サカマルでチームの命運を担ってきたペナントレースの戦い方からすれば、この流れになってしまうのも仕方がない事です。方やホークスはベテラン内川が下位打線を担い、長谷川や福田や中村晃が代打で控えているような状況、まざまざと戦力の差を見せつけられました。
このチームは発展途上・・本当の事を言えば、まだまだ優勝チームに相応しいチームとは言えなかったのかもしれません。失敗を糧に・・は成功を勝ち取って初めて言えること、今シーズンは大きな収穫を得たが、大きな宿題も残りました。その宿題の答えは来年の今頃に出てくるはずです。また来年、どんなチームになって我々の前に姿を現してくれるか、今から楽しみにしています。そして今度こそは「打倒読売」の旗印に相応しいチームとなってくれる事を祈るばかりです。
・・お前は悔しくないかって？そりゃあ悔しいに決まってます！でも、その悔しさがあるうちはジャイアンツファンを名乗れる、そう思わせてくれた2019年でした。そういう意味ではジャイアンツにありがとうと言いたいです。原監督以下選手の皆様、本当にお疲れ様でした。暫しの休息の後にまた新たな一歩を踏み出してください。来年への戦いは、もう始まっているのですから。
ジャイアンツよ、来年こそは日本一だ！
・・そして阿部慎之助選手、現役生活本当にお疲れ様でした。近い将来、ジャイアンツを再び「最高の笑顔」で導いてくれる日が来るのを楽しみに待っています。