【読書の秋】冬の旅【夏はまだ先】 | 朱里天加那志のブログ

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『冬の旅』立原正秋

 

読み始めました。

 

時代背景は昭和初期〜中期くらいのようです。

 

登場人物の多くが祖父祖母くらいの年代でしょうか?

 

ただ描写の中に時代特有のアイテム、例えば今ならパソコンスマフォ当時ならオート三輪やヒロポンなんかがあまり出てこないのでそれほど古臭さは感じられません。

 

それでも風景描写の中には自分が住んでいたり縁の深い場所がよく出て来て、そこに時代を感じるというか当時を偲ばせられノスタルジックな気持ちになります。

 

具体的には、人生で一番長く過ごした世田谷やバンド練習で通った府中、今もよく行く新宿四谷なんかが舞台なのですが、俺が知ってる姿とは違い興味深いです。

 

 

それよりも人物描写や心理描写が中心の話なのですが、ここには時代や世代を超えた普遍性を感じます。

 

 

いつの時代も男は助平で大人は臆病で女は強かで若者は馬鹿で子供は無垢で、マスタングはカッコイイのですね。

 

 

ネットの駄文も刺激的で面白いけど、やはりプロの文章は強いですね!

 

皆様、プロの文章を読みましょうぞ!

 

と、ネットの駄文でつぶやいてみました。

 

 

 

ブロロロローン