世界選手権 男子フリー開始しました | フィギュアスケート研究本

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大輔3位発進!首位も逆転圏内

「フィギュアスケート世界選手権・第5日」(30日、ニース)

 男子SPを行い、2年ぶりの優勝を狙う高橋大輔(26)=関大大学院=は、コンビネーションの3回転トーループで両手をつくミス。その他はほぼ完ぺきにこなし、85・72点をマークし3位につけた。世界選手権初出場の羽生結弦(17)=東北高=は77・07で7位と健闘。小塚崇彦(23)=トヨタ自動車=は、71・78で13位に終わった。パトリック・チャン(カナダ)が、89・41でトップ。

 演技を終えた高橋は、思わずペロッと舌を出した。冒頭に挑んだ4回転トーループを何とか着氷。しかし、その後がまずかった。勢いをなくした状態で3回転トーループとの連続ジャンプにしようとしたが、回転が足らずに体勢を崩し、両手をつく痛恨のミス。「判断を迷った」。その後の演技は完璧だっただけに、悔いが残った。

 ただ、王者パトリック・チャンとは3・69点差。十分に逆転圏内だ。「調子は良くない」と苦笑いで嘆いていたのは、つい2日前のこと。ただ、ベテランらしく尻上がりに調子を上げ、王座奪回を狙う本番に合わせてきた。朝の公式練習では4回転‐3回転の連続ジャンプに成功。確かな手応えをつかんでいる。

 連覇を狙った昨年大会は、フリーでスケートの靴の金具が外れ、演技を中断せざるを得ないアクシデントもあり5位。薄れていた闘志に再び火が付き、14年ソチ冬季五輪を目指して再出発することを誓った。失うものがなくなった今季は、とことん攻めの姿勢を貫く。

 今大会前は長光コーチが「今までで一番練習した」と言うように、1日5時間の猛特訓でスタミナも強化した。フリーまで全力で滑り抜く覚悟だ。「王者になるのはちょっと厳しいかもしれないが、何も考えずに練習したことを出したい」。思い描く完璧な演技ができた時、“世界王者”の称号が舞い戻る。

(2012年3月31日)デイリーニュース

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男子SPで演技する高橋大輔(共同)

高橋 転倒も首位チャンと3・69点差の3位

フィギュアスケート世界選手権第5日 (3月30日 フランス・ニース)

男子SPでは高橋大輔(26=関大大学院)が85・72点で3位、パトリック・チャン(21=カナダ)が89・41点でトップに立った。

 大歓声が一瞬にして悲鳴に変わった。男子SPで日本のエース・高橋は、85・72点で3位発進。冒頭、4―3回転のコンビネーション。1つ目のジャンプを降りると観衆が沸いたが、2つ目のジャンプで転倒した。「悔しい。判断ミスです」。後ろの3回転をつけるのに迷ったために失敗したが、表現力が評価される5項目の演技点ではハイスコアをマーク。「最初のジャンプ以外はすごくいい演技だった」と汗をぬぐった。

 27日にはニースの街中に散歩に出かけたものの、道に迷ってなかなかホテルにたどり着かず。想定外の長時間ウオーキングに「足が疲れてます」と苦笑いを浮かべていたが、この日までに練習では何回も4回転ジャンプを成功。この日は失敗したものの、コンディションは上向きだ。2月の四大陸選手権後、日本での調整でこれまでは一日3時間半が最高だった氷上トレーニングを、5時間にのばして猛練習。31日のフリーでも、体力面に不安はない。「何も考えずに練習してきたことを全て出したい」。首位に立った世界王者のチャンとは3・69点差。2年ぶり王座奪回は射程圏だ。

[ 2012年3月31日 06:00 ]スポニチ

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<世界フィギュア男子SP>冒頭の4-3のコンビネーションこそ転倒したが残りの演技を無難にこなした高橋
Photo By スポニチ

高橋が男子SP3位発進、チャンが首位に立つ 世界フィギュア

2012年03月31日 13:17

【3月31日 AFP】(記事更新)世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2012)は30日、フランスのニース(Nice)で男子シングル・ショートプログラム(SP)行われ、カナダのパトリック・チャン(Patrick Chan)が89.41点で首位に立った。

 2位には87.67点でチェコのミハル・ブレジナ(Michal Brezina)、3位には85.72点で高橋大輔(Daisuke Takahashi)が続いた。羽生結弦(Yuzuru Hanyu)は77.07点で7位、小塚崇彦(Takahiko Kozuka)は71.78点で13位につけた。

 高橋は、世界王者を守るプレッシャーがどれほどのものかを心得ている。2010年大会(ISU World Figure Skating Championships 2010)で日本人男子初の優勝を飾った高橋は、2011年大会(ISU World Figure Skating Championships 2011)では5位に終わった。

 今大会ではプレッシャーは王者のチャンにかかっており、高橋はそのチャンがミスを犯すのを待ち構えている。

 チャンは世界王者でいることの重みを認めており、SPでは数箇所で姿勢を保つのに苦しんでいた。それでも、チャンは今季の自己最高得点を叩き出している。

 11-12シーズンのグランプリ(GP)ファイナルと四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2012)でチャンの後塵を拝した高橋は、冒頭の4回転ジャンプ後の3回転トゥループ
ではミスを犯し、初日の緊張感があったと明かした。

 大会前にはプレッシャーを感じることはなかったものの、ウォームアップ前に足が震えだしたという高橋は、「本当に緊張しましたが、お客さんが後押ししてくれた。フリースケーティング(FS)に持っているもの全てをぶつけたい」と語った。

 一方、ミスを重ね13位だった小塚は、「本当に残念なSPだった。特にジャンプ。フィギュアではジャンプが全てではないけれど、重要なエレメント。今日は着氷できず、流れが途切れてしまった」と振り返った。

(c)AFP/Emmeline Moore

大輔、ジャンプでミスSP3位/フィギュア

2012.3.31 05:04 サンスポ

 フィギュアスケート・世界選手権第5日(30日、ニース)男子ショートプログラム(SP)を行い、2年ぶり2度目の優勝を目指す高橋大輔(26)=関大大学院=は85・72点で3位につけた。初出場の羽生結弦(17)=東北高=は77・07点で7位。前回銀メダルの小塚崇彦(23)=トヨタ自動車=は2度の転倒があり、13位と大きく出遅れた。2連覇を狙うパトリック・チャン(21)=カナダ=が89・41点でトップに立った。フリーは31日(日本時間同日夜)に行われる。

 コンマ何秒かの判断がもったいない結果を生んだ。演技を終え、ぺろっと舌を出したしぐさが高橋の心境を物語った。冒頭の連続ジャンプ。課題だった最初の4回転トーループはきれいに着氷したが、「降りた直後に迷った」と無理な体勢から3回転トーループを踏み切り、回転不足で手をつくミスとなった。

 「判断ミス。(とっさに)後半の3回転ルッツでつける考えも浮かんだが、4回転の後の方が点数が高い。ここでつけないと勝てないと思った」

 今季全勝のライバル、チャンはすでに滑り終え、今季自己ベストの89・41点で首位に立っていた。高橋と同様に連続ジャンプの4回転で着氷時に体勢を崩したが、冷静に2つめの3回転を後回しにして得点を守った。

 「ソチ五輪に向けていい経験にしたい。でも、それ以外は演技でお客さんとコミュニケーションを取れたし、良い内容だったと思う」

 ニース入りした直後、練習で4回転ジャンプが決まらなくなるほど街を歩き回った。関係者が「大会によって気持ちの高まり方が違うようです」と明かす“アーティスト気質”で南仏の空気に身も心もシンクロさせ、レベル4(最高)を獲得した華麗なステップで観衆を魅了した。

 チャンと3・69点差に「チャンピオンには少し厳しいかもしれないが、悪くないSP。余計なことは考えず、あした(フリー)はすべてを出し切りたい」。苦笑いで語った言葉とは裏腹に、心中には期するものがある。

(紙面から)

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世界王者奪回に挑む高橋大輔は男子SPで得点が伸びず、悔しそうな表情を浮かべた (ロイター)

羽生ホロ苦7位デビュー

「フィギュアスケート世界選手権・第5日」(30日、ニース)

 男子SPを行い、世界選手権初出場の羽生結弦(17)=東北高=は77・07で7位と健闘した。

 日本男子のソチ五輪のホープ・羽生にとって、ややホロ苦い世界選手権デビューとなった。最初の4回転トーループを完ぺきに決め勢いに乗ったかと思われたが、3つ目の3回転ルッツが1回転に。演技後は思わず顔をしかめた。SP前は「落ち着いてできる。気負いもない」と話していたが、世界最高峰の舞台にはやはり魔物が潜んでいた。

 ただ、このままでは終われない。東日本大震災から1年。仙台市出身で自身も避難所生活を味わい「自分だけスケートをしていていいのか」と葛藤した。背中を押してくれたのは、被災地のファンからの手紙。違和感を覚えた「被災地代表」という立場も、震災の記憶を風化させまいとの思いとともに受け入れられるようになった。31日のフリー。自らの滑る意味を日本のファンに、そして世界に示す。

(2012年3月31日)デイリースポーツ

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男子SPで演技する羽生結弦(共同)


男子フリーが始まりました。

↓こちらでライブ結果が見られます。

http://www.isuresults.com/results/wc2012/SEG006.HTM

大ちゃん、ニースの街を歩きを回って、疲れちゃったみたいですね……。あせる

体力面は、強化してきたという事なので、ソチまでの戦いの一環ですよね。

SPでは、チャン選手も少し緊張していた風に見えました。

あれだけミスしても、得点をいただける方が、珍しいと思いました。

周りから、ミスするなと厳しく言われたのかもしれませんね。でないと、高得点をつけられないので……。

世界王者を守らないといけないというプレッシャーだったのでしょうか。それとも只、単に、顔色が白かっただけでしょうか。

移動で疲れていたのかもしれません。それでもいつものミスよりは、ましだったでしょうか。

SPで手拍子が上がったのは、大ちゃんとブレジナ選手だけでした。

ブレジナ選手の4Sも素晴らしかったです。

そう言えば、ブレジナさんとベルネルさんが、試合前に、一位はもう決まっているので、自分たちは、銀と銅を目指して頑張る等の発言をしていたとか……。

選手にも、おかしいとばれていますよね。また、頑張っている選手が浮かばれません。

今回、みんな4回転を跳ばないと勝てないと見込んで、挑戦する選手が激増する中、成功した選手とミスしてしまって、順位を落とした選手の明暗が分かれた気がします。

小塚選手、アボット選手等、またアモディオ選手も、4回転に挑戦し始めた今季の方が去季よりも成績を残せません。

それだけ4回転に挑戦するというのは、体力的なリスクを伴います。

羽生選手にみられた、4回転は成功出来ても、他でミスするという悪循環です。

これはチャン選手も同じでしょう。だから、彼はミスを沢山します。しかし、彼だけは恩恵なので、同じ4回転挑戦する選手より有利となってしまっています。

チャン選手を打倒するには、失敗しない体力と技術と、そして強い精神力が必要となってきます。

フリーは、チャン選手のミス待ちという事になってしまうのでしょうか……。

男子選手は、4回転に挑戦する選手が沢山出てきたので、みんなで跳んで、チャン選手を追いつめていただきたいと思います。

何か、みんなが不当採点を暴くために、頑張っているみたいです~。

また変な採点が出たら、騒いだ方が良いと思います。ヽ(`Д´)ノ


男子頑張れー。(`・ω・´)ゞ


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