五輪サッカー:なでしこ、あと一歩の「銀」…米に1-2
毎日新聞 2012年08月10日 05時34分(最終更新 08月10日 06時38分)
ロンドン五輪第14日の9日、サッカー女子の決勝が行われ、日本代表(なでしこジャパン)は米国に1-2で敗れた。日本サッカー史上初の五輪金メダル獲得はならなかったが、銀メダルは男女を通じて過去最高の成績。これまでは男子が68年メキシコ大会で銅メダルを獲得したのが唯一のメダルだった。
なでしこ、初の銀メダル=米国に敗れ頂点には届かず-サッカー〔五輪・サッカー〕
【ロンドン時事】ロンドン五輪のサッカーは9日(日本時間10日早朝)、女子の決勝がウェンブリー競技場で行われ、日本は米国に敗れて準優勝に終わった。しかし、五輪では初の銀メダルを獲得した。
1996年アトランタ五輪でサッカー女子が実施されて以来、日本は出場を逃したシドニー大会を除き4大会目で初のメダルを手にした。
昨年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会で世界一に輝いた日本。1次リーグを1勝2分けの勝ち点5で2位通過し、準々決勝でブラジルを2-0、準決勝でフランスを2-1で下し、初めて決勝に進出した。北京では準決勝、3位決定戦で敗れ、メダルを逃していた。
(2012/08/10-05:58)
なでしこ佐々木監督が退任示唆 決勝は「僕自身の最終章」
ロンドン五輪 サッカー女子決勝 米国―日本 (8月9日 ロンドン)
なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)が8日、ロンドン五輪限りでの退任を示唆した。9日の決勝を前にした公式記者会見で「成長度の高い時期に率いることができて幸せだったと思う。あすのピッチで僕自身の最終章としての成果で、どれだけできるか楽しみにしている」などと話した。
佐々木監督の契約は9月30日までで、五輪終了後に女子は日本代表の活動予定がない。同監督は2007年12月に代表監督に就任。08年の北京五輪で4位、昨年の女子W杯では初制覇を果たし、ロンドン五輪でも史上初のメダル獲得へ導いた。
女子W杯の優勝を受け、国際サッカー連盟(FIFA)の昨年の年間女子最優秀監督にアジア勢として初めて選出された。(共同)
[ 2012年8月9日 08:51 ]スポニチ
笑顔で記者会見する佐々木監督。奥は福元
Photo By 共同
なでしこ銀!1点差負け/サッカー
<ロンドン五輪・サッカー:日本1-2米国>◇9日(日本時間10日)◇女子決勝◇ロンドン・ウェンブリー
悲願の金メダルまで、わずかに届かなかった。なでしこジャパンが、米国に1点差で敗れ、銀メダルに終わった。前半8分と後半9分に米国のMFロイドにゴールを奪われ、試合の主導権を取られた。それでも粘るなでしこは、後半18分、大儀見が追撃弾を放つなど最後まで、米国を攻め込み、W杯女王の意地は見せた。米国は3大会連続の金メダルとなった。
【後半47分】日本1-2米国で試合終了。
【後半45分】アディショナルタイムは2分。
【後半41分】(日)FW大野がアウト、FW丸山がイン。
【後半38分】(日)DFラインのパスをFW岩渕が前線でカット。そのままドリブルでペナルティーエリア内に持ち込み、右足でシュートを放つも相手GKが横っ飛び、パンチングに阻まれる。
【後半37分】(米)左45度の角度、ゴールまで約30メートルの位置からMFロイドがミドルシュートを放つもゴールならず。
【後半35分】(米)DFサワーブランがイン、DFビューラーがアウト。
【後半33分】(日)右サイドからのFK。MF宮間は低弾道クロスを入れるも相手DFに阻まれる。
【後半32分】(日)FW岩渕イン。DF鮫島アウト。日本はDFラインを4バックから3バックに。
【後半29分】右サイドからのクロスがゴール前に。DFがはね返したセカンドボールをDF岩清水が右足でシュートを放つも相手DFにはね返される。
【後半27分】(日)左45度、ゴールまで約28メートルの位置でFKをもらう。MF宮間がゴールニアサイドに入れるも相手DFにクリアされる。
【後半23分】(米)左サイドからゴール前のクロス。こぼれた球をDFビューラーが押し込もうとするも、GK福元にはね返される。
★【後半18分】(日)中盤右のMF宮間からペナルティーエリア右に走り込んだFW大野に絶妙パス。大野は2列目から走り込んだMF沢にパスをつなぐ。沢がシュートを放ち、一度は相手DFにはね返されるがこぼれた球が再び沢の足下に。沢がシュートを放った球がゴール前に詰めていたFW大儀見の足下に。オフサイドはなし。大儀見がボールをねじ込んで、追撃ゴールを決める。
【後半14分】(日)MF田中がイン、MF阪口がアウト。
★【後半9分】(米)中央からMFロイドがドリブル。右サイドに方向を変え、最後は約25メートルの位置から豪快ミドルシュート。ゴール左上に2点目のゴールを決める。
【後半7分】(日)左サイド、ゴールラインを背にFW大儀見がくさびのプレーでMF川澄へパス。川澄はゴール前にクロスを入れ、走り込んだMF宮間が左足でシュートを放つもゴール左にそれる。
【後半6分】(米)左サイドからMFモーガンがクロスを上げるもGK福元のパンチングに阻まれる
【後半4分】(米)左サイドからMFモーガンがドリブル突破。ペナルティーエリア内でシュートを放つもDF鮫島がDFでゴールならず。
【後半1分】FW大野がもらったファウル。MF宮間が左45度の位置からFKをゴール前に。相手GKがパンチングでクリア。
【後半1分】なでしこのキックオフで後半開始。
【前半45分】アディショナルタイムは、なし。日本0-1米国で前半終了。
【前半45分】(日)中盤、やや左サイドからセットプレーでMF宮間がFKをゴール前へ。MF沢がヘッドで合わせようとするも相手DFにはね返される。
【前半44分】(米)ワンバックが、GK福元からDFへ出されたパスを前線でカット。ワンバックは、ゴール正面にドリブルし、後方から走り込んだMFヒースにパス。ヒースは右足で豪快にミドルシュートを放つもゴールならず。
【前半42分】(米)中盤右サイドからMFロイドがドリブル突破。ゴール正面に切り込み自らシュートを放つもGK福元の正面。
【前半37分】(日)中盤のMF沢からゴール正面のFW大儀見へ。大儀見はくさびのプレーで、2列目から走り込むFW大野へパス。大野はカーブをかけてゴール右上を狙うが惜しくもゴール右へそれる。
【前半33分】(日)左サイドからペナルティーエリア左のFW大野へパスが渡り、大野は相手DFに囲まれながらも、ゴール正面、2列目から走り込んだMF宮間へ最終パス。宮間は左足でシュートを放つもクロスバーをたたき、惜しくもゴールならず。
【前半31分】(米)右CKをMFラピノーが蹴り、ワンバックが頭で落としこぼれ球を狙うもDFがクリア。
【前半28分】(米)右サイドから低弾道のアーリークロスがゴール前に。DF岩清水がヘッドでクリアも日本ゴールの左ポストを直撃。あわやオウンゴールのピンチを脱する。
【前半26分】(日)左サイドからのセットプレーFKをMF宮間が入れるも相手DFにはね返される。
【前半18分】(日)MF川澄が、左サイドからクロスをゴール前へ。ペナルティエリア内に飛び込んだFW大儀見がドンピシャヘッド。相手GKがパンチングではじき、相手DFがヘッドで懸命のクリア。このクリアが甘く、こぼれた球を再度、大儀見が右足でシュートするも惜しくもクロスバーの上を通過。
【前半17分】(日)中盤のFW大儀見、沢と流れて、左サイドをからペナルティーエリアに切り込むMF川澄に最終パス。川澄は左足でシュートを放つも相手GKがクリア。こぼれた球を大儀見がシュートするも相手DFに当たり、ゴールならず。
【前半15分】(米)MFラピノが右CKをニアサイドに入れるもMF沢が頭でクリア。
【前半14分】(米)MFラピノが右サイドから、DF裏にFWワンバックを狙ってスルーパスを試みるもタイミング合わず
★【前半8分】(米)左サイドのMFヒースから、ペナルティーエリア右のFWモーガンがパスを受けて、ゴール前にクロス。MFロイドが2列目から走り込み、ヘディングシュートを決め、先制ゴール。
【前半7分】(日)中盤のMF阪口から右サイドをオーバーラップしたDF近賀がペナルティーエリアへ低弾道のパスを狙うもタイミング合わず。
【前半3分】(米)DFラインから前線へのフィードボール。DF熊谷のクリアミスにMFモーガンが反応。左足でシュートを放つもGK福元の正面。
【前半1分】米国のキックオフで試合開始
<先発メンバー>
なでしこの先発メンバーは、GK福元、DF鮫島、熊谷、岩清水、近賀、MF阪口、沢、川澄、宮間、FW大野、大儀見
米国の先発メンバーは、GKソロ、DFルペイルベ、ランボーン、ビューラー、オヘーラ、MFヒース、ロイド、ラピノー、ボックス、FWモーガン、ワンバック
<試合の見どころ>
なでしこは、6月18日の親善試合では、1-4と完敗した。が、W杯後の対戦成績は1勝1敗1分けの五分。互いをライバル視してきた両チームが、サッカーの聖地ウェンブリーという最高の舞台で決着戦に臨む。
MF沢は「私のシナリオ通りに、米国との決勝となった。戦う準備はできている。もう勝てる気がする」と気合十分。なでしこが昨年W杯の再現を狙う。
[2012年8月10日6時3分]
なでしこ、銀メダルおめでとうございます。
金メダルまで、後、一歩でした。
本当に残念でした。
いや~、アメリカは強いですよね。
しかし、アメリカは、結構ラフプレーが多かったと思います。
ファールも多かったですし、フリーキックの時、日本人選手にアメリカの選手がタックルしていて、アメリカのキーパーに激突してしまい、日本人にファールが付いていました。
タックルなんて、完全にアウトですよね。(アメフトかい~。(-з-))
どんな手を使っても、点を入れさせないようとするアメリカに対して、日本のファールの少ない事、それだけ日本は、ファエプレーで闘っていたという事です。
世界選手権で優勝した事で、日本は研究されていたのだと思います。
アメリカは、ワールドで負けた後、日本に来て、日本のサッカーを参考にしていたそうですから、アメリカの執念は凄かったと思います。
アメリカの即効の先制点がなければ、延長戦に持ち込めたでしょう。
力は五分五分だったと思います。
攻撃は日本の方が多かったのですが、ゴールの確実性が、アメリカの方が高かった気がします。
チャンスに対して、ゴールへのパスの流れが少し良くなかったのかもしれません。
フリーキックのチャンスが生かせなかったのも敗因でしょうか。
でも、良くやりました。
日本、五輪初メダルですからね。
よくやりました。o(^-^)o
しかし、佐々木監督は、お辞めになるのでしょうか。
ここまで、なでしこを引っ張って来たのに残念です。
なでしこ、これからもがんばってください。
次は、金メダルです。p(^-^)q
↓祝、銀メダルです。
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