10月開催を、選手は望んでいなかった | フィギュアスケート研究本

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キムヨナの『女王の帰還』、モスクワで行われるか

記事入力:2011.03.25 03:30

ジョヨウンジュン記者spacewalker@xportsnews.com

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[エックスポツニュ=ジョヨウンジュン記者]去る20日に入国した'フィギュア女王'キムヨナ(21、高麗大)は、午前にはソウルゴンルンドンにある泰陵室内アイスリンクで国家代表選手たちと一緒に訓練に取り組んでいる。 また、午後には、2018年の平昌冬季オリンピック誘致のための各種行事に参加している。

 予定された東京の行をキャンセルして国内に入ってきたキムヨナは"5月に開かれるアイスショーの平昌冬季オリンピック誘致活動に集中する"という言葉を残した。 東京開催がキャンセルされた世界選手権出場については"まだISUが確実に決定したことがないので、具体的に立てた計画もない"と付け加えていた。

 こうした中で、東京の世界選手権大会を取り替える場所が決定された。 去る24日(韓国時間)、ロシアのフィギュアスケート連盟(FFKKR)は、"国際スケート連盟(ISU)が、モスクワが世界選手権大会を開催する権利があると伝えてきた"と明らかにした。 プーチンロシア首相まで出て開催の意志を表明したロシアは、日本の東京に代わって、今回のフィギュア世界選手権大会を行うようになった。

 今回の世界選手権を目標に訓練されている多くのスケーターたちは、今回の大会開催に歓迎の意をのぞかせている。 『フィンランドのフィギュアの看板'キーラコルピ(23、フィンランド)は、自分のTwitterを使って、"モスクワは、素敵な街だ。世界選手権大会が春に開かれることになってすごくうれしい"という文を残した。


 ISUのオッターヴィオチンクァンタ会長が、日本の10月の開催を代わりに立てたときに、反対の意見を提示したアイスダンスチームのメリルデイビス - チャーリーホワイト(米国)組は、シカゴトリビューン紙のフィギュア専門記者のフィリップハーシーとインボビュを使用して、"ISUが選手たちのために最善の決定を下した。今回の世界選手権は、これ以上延期されず、春に開くことになって非常にうれしい"と歓迎の意を伝えた。

 ロシアはキムヨナに、北米地域との『約束の地』だった。 キムヨナは2007-2008シーズンのモスクワで開かれた'Cup of Russia'で、世界新記録を打ち立て優勝を占めた。 また、同年のサンクトペテルブルクで開かれたグランプリファイナル大会でもトップに浮上した。

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 現在、キムヨナは世界選手権大会に出場するかどうかについて、確実な決定をしなかった。 今まで明らかにされたキムヨナの公式スケジュールを見ると、5月初めに開かれるアイスショーの準備と平昌冬季オリンピックの広報に日程的に詰め込まれている。

 金妍兒は来月4日、英国ロンドンで開かれるスポーツのアコードの国際会議に出席する。 ここで、冬季五輪誘致を狙う平昌五輪ユチウィの看板として活躍する予定だ。 そして、5月6日から8日まで開かれる'KCCスウィチェンオルデトスケートスプリング2011』に出席する。

 モスクワで開催される世界選手権大会は4月24日から5月1日まで行われる。 平昌冬季オリンピック誘致のための活動やアイスショーの期間が、世界選手権大会とかみ合うようになる。 キムヨナのマネージメント社であるオルデトスポーツは、去る24日、『オルデトスケートスプリング2011』に出演する選手の名簿を公開した。 国内に入国したキムヨナも、"平昌冬季オリンピックの広報に注力する"という言葉を残した。

 今まで明らかになった事実や状況を見れば、モスクワで開かれる世界選手権大会に出場するかどうかは容易に予測することができない。 キムヨナが入国する時、世界選手権大会の代替地の決定がされていない。 このような状況で、キムヨナも、自分の決定を容易に行うことができなかった。

 キムヨナは先月22日に泰陵室内アイスリンクで、自分の訓練の様子を15分間で公開した。 ジゼルの振付とスケートエッジ、そしてスピンなどを披露したキムヨナは、まだ『女王』の姿を披露した。

 今回の大会に出場するかどうかを置き、キムヨナはまだ決定していない状態だ。 キムヨナの決定により、『女王の帰還』は、モスクワで開かれることもあり、他の場所で開かれることができる。 公開訓練でも優れた技量を見せたキムヨナは今回の大会を徹底して準備してきたことを証明した。

 世界選手権大会出場決定は、キムヨナの役割だ。 どのような選択を下そうが、十分に尊重を受ける価値がある。

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世界選手権大会出場決定は、キムヨナの役割だ。 どのような選択を下そうが、十分に尊重を受ける価値がある。

という表現は、つまり出ない決断をしたとしても、彼女を尊重するべきだという意味ですよね。

という事は、出ないかもしれないと思われているようです。


コルピさんの言葉が引用されていますが、やはり選手の皆さまは、10月開催を望んでいなかったようですね。

アイスダンスチームのメリルデイビス - チャーリーホワイト(米国)組は、思いっきり反対と言っていたようですね。

春に開催される事が受け入れられているようです。

少し延期されたので、もしかして、レピスト選手も出場するかも知れないという話があるようです。

怪我をしている選手にとっては、少しの延期が好機となるかもしれませんね。

カナダのアイスダンスのテッサ・ヴァーチュ選手も怪我の回復の為には、少しでも時間が欲しかったと思います。4大陸選手権で途中棄権してしまいましたので、怪我の回復が思わしくなかったのだと思います。

無理をしないで、欲しいとは思います。

選手の皆さまの健闘をお祈りしております。



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