羽生、成長の1年 | フィギュアスケート研究本

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【おしゃべりマイク】羽生、成長の1年

2010.12.30 12:48 サンスポ

 「フィギュア王国は仙台! 名古屋! どっち?」

 こんな前振りが、全日本フィギュアスケート選手権(12月24~27日)の中継放送でありましたが、今回は名古屋に軍配が上がりました。

 仙台はフィギュアスケート発祥の地(1897年=明治30年=ごろ、米国人のデブィソンが仙台城の堀で日本で初めて子供たちにフィギュアスケートを教えたという説がある)。そんな思いから始まった「Sendai Winter Park」。杜の都、仙台の夜を彩るスケートリンクが街のど真ん中に誕生。3年目を迎えた今年もたくさんの人たちがスケートを楽しみました。
 
その最終日の28日、羽生結弦(はにゅう・ゆずる)選手(東北高1年)が全日本の疲れも見せず、フィナーレを飾ってくれました。今シーズンからシニアに参戦した羽生選手。惜しくも全日本では表彰台を逃しましたが、確かな成長を見せてくれました。
 まずショートプログラムでは、冒頭のトリプルアクセルをはじめ、すべてのジャンプをミスなくまとめました。課題のスケーティングも上々の評価。シーズンベストを更新する得点をマークし、2位発進という自分でも納得の演技でした。
 
 しかし、フリーでは前半のジャンプをミスしてしまい、勢いに乗れないまま演技を終了。目標にしていた高橋、織田、小塚の3強を崩すことができず、悔しい4位という結果でした。
 しかし、確実に手応えを感じる大会でもありました。男子選手としては珍しいイナバウアー、ビールマンスピン。これは小さい頃からの羽生選手のお家芸ですが、エキシビションで見せた力強い動きも今回の新たな発見でした。サイズ(1メートル69)を生かした大きな演技、甘いマスク、しっかりした受け答え、大きくステップアップした2010年だったと思います。
 
 3月東京開催の世界選手権の代表は逃したものの、2月の四大陸選手権の代表枠に入りました。今回の経験が生きるはずです。(仙台放送アナウンサー・浅見博幸)

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試合を重ねるたびに新たな魅力を発揮する仙台出身の羽生



仙台と名古屋がフィギュアの名選手が出ているのは、紛れもない事実ですよね。

この際どちらも素晴らしいでいいと思います。フィギュア発祥は仙台ですので。



全日本4位・羽生が仙台で舞った…フィギュア

フィギュアスケートの全日本選手権で4位に入った羽生結弦(東北高1年)が28日、「Sendai Winter Park」のグランドフィナーレのアイスリンクショーに登場した。

 勾当台公園市民広場に集まった約800人の市民を前に「白鳥の湖」の曲に合わせ、3回転ジャンプなどの演技を披露。27日まで行われた全日本選手権ではショートプログラムで2位と健闘したが、フリーの3回転半ジャンプで転倒するなどミスが相次ぎ4位に終わった。初の表彰台を逃した羽生は「フリーでのミスが悔しい。体力強化をし、すべての面でレベルアップしたい」と、来年の抱負を語った。

(2010年12月29日11時54分 スポーツ報知)


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羽生選手の課題が分かっているので、努力のしがいがあると思います。体力強化頑張ってくださいね。


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