あの頃は純粋だったのに…… | フィギュアスケート研究本

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海外向けに英語で字幕が入っているので、キムヨナ選手の字幕が読みにくいのですが、いろんな質問の中の一つ、

生まれ変わってもスケート選手になる、に対しての二人の反応の違いが気になります。

浅田選手は〇、キムヨナ選手は×を上げています。

バンクーバー五輪で金メダルをとる、に対しても、

浅田選手は〇、キムヨナ選手は×を上げています。

キムヨナ選手はこの時、浅田選手の方が自分より、優秀だと認めていた訳ですよね。また自分は身体が堅いから、浅田選手のスピンやスパイラルの柔軟性がうらやましいともコメントしています。


一つ気になるのが、真央ちゃんの気持ちの変化です。
今年出版された雑誌ヴォーグのインタビューで、
生まれ変わっても、スケートをすると思いますか? と同じ質問をされています。

それに対しての真央ちゃんのコメントです。

「今はしないと思います。引退するときはきっと、もうこれ以上できない、すべてやりきったら、もうやりたいとは思わないのかなと思って。スケートは好きなので、ずっと続けますが、選手としては、そう思えたときに辞めたいです」

バンクーバー五輪までのスランプや、ルールに苦しめられた結果、浅田選手の中で気持ちの変化があったみたいですね。こんな汚いスケート界が嫌になったのかもしれません。スケートは好きだから続けるけれど、選手はもういいという事ですよね。かわいそうです。


映像の中で、日本人初の五輪出場選手の稲田悦子さん(12歳)を紹介しています。
前に別のテレビで、稲田さんの五輪エピソードが紹介されていました。
日本から持参した衣装が、海外での流行りと違っていたので、急遽、地元で作りなおしたそうです。
ガルミッシュパルテンキルヘン(ドイツ)に住んでいた日本人の方々の協力で新しい衣装を作れたそうですよ。