キャラを引き立てるプロフィール(売れる著者になる方法06)
出版企画書の必須項目に著者プロフィールがあります。
著者プロフィールは、あくまでも著者のプロフィールであって、著者の履歴書ではありません。
その企画書の内容を書く著者として、ふさわしい人なのかどうかが問われます。
多くの出版企画書は、この著者プロフィールでボツになっていますので、この項目がいかに重要かを考えてください。
これは、言い換えると、企画は面白いのに、著者があなただから通らないのです。
しかも、その判断は、あなたが自分のプロフィールとして出版企画書に書いた文字だけで行われています。
これって、凄くもったいないと思いませんか?
では、出版企画書の著者プロフィールで何を問われているのか?
それは、その企画書の内容を語る資格や必然性が必要です。
“強み”や“らしさ”に数値化した実績を、きちんと価値のある言葉でいかに表現できているかが重要にあります。
実績には、“No.1”“最新の~”“今が旬の~”などの枕詞を使うと効果的です。
また、権威者の推薦や実践者の声など加えて、その企画に関するコトの第一人者として周りに扱われることや、周りからその企画に関するコトで意見を求められる存在であることをアピールするのも重要です。
逆に、まず自分のプロフィールを作り、そのプロフィールの人がどんなことを書いたら面白いかを考えて、何で出版するかを考えてもいいと思います。
(実際に出版するためのそういう手法もありますから…)