売り込みせずに出版社に見つけてもらう(ブログの書籍化の方法12)
ブログも完成したら、今度はこちらから見つけてもらいに行きましょう。
ただし、ダイレクトで「出版したい」「ブログを見て欲しい」などとアプローチしても、押し売りと同じです。
出版業界の人間は、下心が見えると、とたんに拒絶反応を示しますので、注意が必要です。
では、どうやって見つけてもらうのでしょうか。
一つ目は、とにかく自分の人脈を辿ってアピールします。
直接お願いできないところからは、自然発生的に紹介されることを期待しましょう。
そのためにも、ブログのコンテンツに紹介したくなるだけの魅力があるかを見直してください。
二つ目は、mixiなどでプロフィールから編集者を見つけ出し、仲良くなります。
このときのポイントは、出版関係のコミュニティ以外から接点を作ることです。
出版関係のコミュニティからだと下心が見え見えなので…。
なので、その人が参加している趣味のコミュニティなどで仲良くなり、オフ会で会って、そこではじめてブログのことを話すぐらいの奥ゆかしさがあった方が良いでしょう。
そういう出会いで知り合った人のブログを見たときに「出版が目標です!」とか書いてあれば、何とかしてあげたくなっちゃうのが人の情というものです。
三つ目は、出版記念パーティに参加することです。
出版セミナーはほとんど出版社の方はお見えになりませんが、著者が主催する出版記念パーティには、必ず、担当編集者は参加します。
他にも、過去に担当してもらった編集者や今までに知り合った編集者なども呼ぶはずです。
そして、そこで名刺を配り、ブログに誘導します。
このときに、ブログ誘導用の専用名刺を作っても良いぐらいだと思います。
そして、その名刺で重要なのは、ブログに役立つ(面白い)コトが書いてあるっぽい、見るとメリットがあるっぽい、とイメージさせることです。
あくまでも、「見てください」と言ってみてもらうのではなく、名刺しか渡さずにブログを見たくなるように誘導するということを忘れないでください。