メンフィスとミシシッピの旅から無事に帰りました。
 
旅の写真をみなさん楽しんでもらえましたか?
 
(ミシシッピから持ち帰った綿花のつぼみ)
 

 
実は波乱含みだった、今回の旅。
 
出発の前日、朝起きると腰が重く、前かがみに屈伸運動をした瞬間にボキっとやってしまった。
 
整骨院にすぐに駆け込んだものの、その日は痛みで腰がまっすぐに伸びず、杖をつかないと歩けない状態でした。
 
出発当日の朝、なんとか杖はつかなくても前かがみに歩けるようになったので、急遽女房に成田空港まで一緒に来てもらって、チェックインを済ませ、飛行機に乗り込みました。
 
今回の旅で一緒に行ってくれた4人の仲間たちが、荷物を持ってくれたり、痛み止めをくれたり助けてくれ、無事にメンフィスに到着。
 
そんな辛い旅の始まりでしたが、メンフィスの空気やブルースやソウルの歴史に触れ、興奮するうちに、少しずつ腰の痛みも和らぎ、3日もすると、痛みをほとんど感じなくても歩き回ることができるようになった。これも、音楽の力なんでしょうね。
 
 
 
さらに、今回の旅のメインの目的でもあった、Money Road Unity Festivalへの出演。
 
グリーンウッド市の大自然の真ん中にポツンと立つWABGラジオの敷地内に作られたステージで、ミシシッピのミュージシャンはじめ、日本から来た自分や、オランダなどからもミュージシャンが集まり、良い雰囲気で始まりました。
 
 

 
ところが、午後と夕方の2度、スコールのような集中豪雨が襲い、屋根のないステージは機材ごとびっしょり濡れ、自分の出番の前に中止になってしまった。
 
そこで急遽、すぐ近くにある住居付きのライブスペース、タラハッチー・フラッツに移動して続きが行われました。
 
お店の時間制限があって、4曲だけその場にいたミュージシャンたちとジャム形式でプレー。
 
オランダから来たベン・シムズやジミー・グラスマチャー、リニ・クレイン、カリフォルニアのケリー・ラッキーとのジャムは刺激的でかなり楽しものでしたが、自分のセットをフルに演奏できなかったのが、心残りでした。
 
 
 
 
(短い演奏時間ながら、地元のお客さんに暖かい声をかけて
もらえたのは嬉しい出来事でした^^)
 

神様はこうして、素敵な機会の中にも必ず試練を課します。
 
そして、試練の中にも、素晴らしい出会いや貴重な経験がちゃんとあるものなんですね。
 
続きは、次のブログで書きます!