去年の6月29日は、
彼の車の助手席に最後に乗った日
想い出の日
以前から、行こう行こうと言っていて
お店が臨時休業してたり都合が合わなかった
松島のおいしいうどん屋さんに行った
彼はすでに癌が膀胱に転移していて
頻尿になっていて、長距離ドライブが難しい状態になってたけど、
連れて行ってくれた。
でも、この時は、これが最期のドライブになるとは思わなかった
20歳の時から、何百回も乗った彼の車の助手席
助手席から彼の横顔を見るのが大好きだった
いつも「イケメンだぁ」って
ドキドキして見てた
この頃はもう、がりがりに痩せちゃって
でもおしりから太ももにかけては浮腫でパンパンになって歩きにくそうで、かわいそうで
それでも食事中は、2人で笑い合いながら
ハゼの天ぷらをつまんだり
とても楽しく過ごした
私のほっぺたの膨らみを冷やかしてきたり
ほんとに楽しかった
楽しかった
楽しかった
二度と戻ってこない
二度と座れない、彼の車の助手席
悲しいよ
悲しいよ
悲しすぎるよ
1年経つのが早すぎる(涙)