最近、社員教育の一環で研修を受けた。
そこで会議の上手な進め方を学ぶ勉強をしたしゅんちであった。
・・色々な会議の手法を学んだのだが特に面白そうなのが
ブレインストーミングという手法である。
参加者の脳(ブレイン)活性化させ意見をまるで嵐(ストーム)のように巻き起こすというものである。
結構、アイデアを出し合うような会議で使われる事が多く、100円ショップの開発部で使われたりするらしい。バカバカしい意見の中からキラリと光るアイデアがそのまま商品化したりするらしいのだ。
出された意見は否定せず、とにかく意見の質よりも数を重視するのがルールである。
ここで試しに読者の皆様とやってみよう。
お題は「未来の傘」。
こんな傘があったらいいな~というアイデアをドンドン出してみてください。
時間は5分で30個が目標。
はーい!ヨーイドン!
・・・
・・・
はいはいもっと言って!
忘れても勝手に帰ってくる傘?それいいね!
ドローンの傘?いいね!手に持たなくていいってことね!
GPS付き傘!なるほど!無くしても場所がわかるね!
自動で乾く傘!そりゃ便利!
とまあ・・・読者の皆様がどこまで参加していただいたかわからないがこんな感じである。
人は意見を否定されてしまうと脳が固まってしまい、意見を思いつかなくなるらしい。
出された意見は否定してはいけないというルールが肝心で、人の脳は否定されると固まり、肯定されると活性されあらゆる意見が飛び出すというのだ。
しゅんちはその手法に感慨を受け、家族でもやって見る事にしたのだった。
ある日の休日・・・
しゅ「さあ!家族会議するぞ!みんな集まって!」
この土日に何をやりたいか家族会議を開く事にしたしゅんち。
ダイニングにあるメインテーブルにしぶしぶ集まる家族。
しゅ「今日はブレインストーミングっていう会議をします!」
カホ「えーなにそれ?」
子供にもわかるように概要を簡単に説明するしゅんち。
マオ「おもしろそー!」
カホ「早くやってみたい!」
嫁タカ「えー・・・本当にやるの?」
しゅ「まあ、とにかくやってみようぜ!じゃあいくぞ!」
お題・・・
「この土日で何をしたいか?」
目標意見 30個
制限時間 10分
よーーーい!スタート!
マオ「公園でピクニック!」
カホ「カウボーイ家族(レストラン)に行く!」
しゅ「えー・・・この前も行ったじゃん」
マオ「ラウンドワンに行く!」
しゅ「いやー・・・ラウンドワンは贅沢じゃねえ?」
タカ「ひたすら寝る」
しゅ「もったいないなぁ・・・」
カホ「否定しちゃいけないんじゃなかったの!?」
しゅ「あ、しまった否定しちゃいけないんだったなごめんごめん」
マオ「ビックボーイに行く!」
カホ「マックに行く!」
マオ「スーパー銭湯に行く!」
カホ「カラオケに行く!」
はい終了~~!
この後は出された意見を検証して、この中から休日の予定を決めていくのだが・・・
しゅ「マオの公園でピクニックってのはありだけど・・・ビックボーイとマックは無しだな」
マオ「えーー!なんで?行きたいもん!」
カホ「なんでもいいって言ったじゃん!」
しゅ「いやいや意見を出すのはいいけど・・・」
マオ「ビックボーイも行きたいもん!」
カホ「カホはマックに行きたいもん!」
しゅ「この前行ったじゃん!」
マオ「えーーー・・・」
カホ「じゃあラウンドワンは?」
しゅ「ラウンドワンはないわ!贅沢だわ!」
カホ「えーなんでー?」
しゅ「結構高いんだぜ?贅沢っ!」
マオ「ぜいたくってどういういみー?」
カホ「せっかく意見だしたのにー!」
マオ「カウボーイ家族ぐらいだめ?」
しゅ「ダメダメ!」
カホ「えーー!ひどいじゃん!」
マオ「なんで-ダメなのー!?」
カホ「どうしてーー!?」
しゅ「あ”あ”~~~~~~」
ブレインストーミング禁止。
ブレインストーミング・・・
子供とはやらない方がいいみたい。
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