訪問日:2020/10/11,12
Go To利用四回目もまたまた箱根へ。
今回は定宿にしている、仙石下湯「萬岳楼(ばんがくろう)」です。
強羅から仙石原に抜ける県道733号の中途に位置する、原生林の中の一軒宿。
今回で七度目の利用ですが、2009年に新設された新館(四室)には未泊だったので今回予約してみました。
(過去の宿泊記事)
看板
原生林の中の一軒宿
茅葺屋根が残る
荘厳な入口
フロント
ロビー
新館は階段を上った高台に建ち、今回利用した「るり」は和室八畳二室に半露天風呂という間取り。
大きな回り廊下とこれまた大きなベランダがあり、相当な広さを感じさせる造りですが、部屋からは大きな塀で眺望が半減されているのが残念。
新館への階段
新館入口
新館「るり」
半露天風呂からは原生林が望まれます。
温泉はこの周辺共通である大涌谷の蒸気造成泉で泉質は酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉60度ph2.9。
掛け流しですが泉温が高いのでどうしても加水することになります。
それでも古くからの引き湯で専用の湯送管を持ちため、相当に濃い泉質で薄まった感はありません。
部屋付きなので当然終夜入浴可能。
部屋付き半露天風呂
露天風呂からの眺め
露天風呂からの眺め
また湯治場の風情を残す貸し切り風呂が二箇所あったのですが、大きな方は使用廃止、小さい方もコロナ禍で使用中止と寂しい状況になっていました。
貸し切り大浴場(現在使用されてiいません)
部屋に運ばれてくる夕食はこちら独自の和食コースで、濃いめの味付けとバラエティーに富んだ内容は酒菜にぴったり。
ステーキを食べ終わるころには満腹に、それでも秋刀魚御飯が旨すぎで完食しました。
ただし食事の内容が以前より少し簡素化(酒肴・造りの種類が減り、煮物が御飯のおかずに変更)したようで残念です。
*食前酒:曽我梅林梅酒
*はしつけ:胡桃豆腐
*小鉢:法蓮草・きのこ・いくら
*御椀:松茸と甘鯛、絹豆腐
「箱根街道」純米
*夢:酒肴いろいろ
*御造り:本鮪・縞鯵・牡丹海老
*洋皿:岩手牛炭火焼き・揚げ男爵
*食事:秋刀魚御飯・赤出汁・香の物
*おかず:茄子と冬瓜の味噌炒め
*水菓子:旬の果物
*甘味:黒胡麻のブラマンジェ
朝は木漏れ日を見ながらの入浴。
朝の部屋風呂
盛りだくさんの朝食をいただいて箱根観光に出発しました。
朝食膳
朝食膳
朝食膳
デザート