訪問日:2013-3-03,,04
 
 
近年「一日一棟貸し」「一日二組の宿」など少数客限定の宿が一つのトレンドになっています。
「部屋付き露天」から発展して、プライヴェートを重視する風潮の一典型と思われますが、その成り立ちからか一般住宅を改装したような安易な施設も目に付きます。
しかしリーズナブルでそこそこの料理が供され、設備が整っているのであればそれは一つの理想的な宿泊様式といえるかと思います。
 
今回ご紹介するのは伊豆大室高原の一角に新潟魚沼の古民家を移築し、調度品もアンティークにこだわった一日一棟貸し(二名から六名まで宿泊可能)の施設「古民家の宿 一石屋」です。
ご主人夫妻が10年間自宅として使用していたものを2012年に宿として開業、 二年ほど営業後しばらく休業していましたがまた再開したようです。
 

大室山の近辺、少々わかりづらい道をたどって到着したのは噂にたがわぬ重厚な造りの古民家。
くぐり戸を入れば時代を感じさせる調度品が並び、突然大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれます。
 

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宿外観
 
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門上の表札
 
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階段を上って入口へ
 
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濡れ縁
 
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くぐり戸
 
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上がり口
 
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到着時の茶菓
 
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調度品が置かれた居間
 
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囲炉裏
 
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古箪笥と鎧兜
 
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年代物のうちわ
 
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二階から居間を望む
 
部屋は二階に三部屋。
和室にベッドルーム二つ(シングル三つとダブル一つ)、それぞれ鍵もかけられ複数家族での使用も可能です。
 
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和室1
 
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和室2
 
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ベッドルーム(シングル)
 
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ベッドルーム(ダブル)
 
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階段状の箪笥
 
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冷蔵庫の飲み物はフリー
 
風呂は石造りの二-三人が入れる大きさで、掛け流しの天然温泉はアルカリ単純泉37度(加温あり)。
夜11時までと朝6時から9時まで入浴可(ただし火・水・木曜日は夜のみ)、浴室は一つですがもちろん一棟貸しなので自由な時間に使用できます。
 
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浴室
 
事は囲炉裏のある広間で、手作り感溢れる伊豆の山海の幸を堪能できます。

以前は宿泊料金は食事内容によって二段階あり、訪問時は海鮮盛りプランを選択しました。しかし再開後は一律料金になったようです。
 
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夕食膳
 
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前菜
 
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造り
 
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蒸し物
 
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海鮮しゃぶしゃぶ(伊勢海老・金目)
 
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蕎麦と牛肉サラダ仕立て
 
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天茶と味噌汁
 
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デザート
 
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吹き抜けの照明
 
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朝食膳1
 
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朝食膳2
 
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朝食膳3
 
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朝食膳後の茶菓
 
ただ一つ残念なのはそのロケーションで、建築当時は周囲に何もない絶好の環境だったのが近年立て続けに住宅や店舗が立ち並び、郊外の住宅地のようになってしまったということ。
隣接地には竹藪が広がり、緑も多くまだまだ落ち着いた雰囲気ではありますが、せっかくの古民家なのに近隣に一般住宅が林立しているのは何とももったいないと思うのは私でけではないでしょう。
まあ宿に一歩入れば田舎に帰ったような何とも言えない落ち着いた雰囲気で、気さくなご夫婦との会話も楽しく、一棟貸しもあいまって本当にくつろげる宿だと思います。
 
 
(大室高原「古民家の宿 一石屋」了)
 

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