10月になりました。今年は涼しくなるのが
早いですね。過ごしやすくなって来ました。
幼い頃からエリート街道、成功体験しかない
人生を歩ませると、精神力は育ちません。
サッカーで言えば、強いチームばかりにいても、
最終的にメンタリティが強くなっていなければ、
高校で苦しんだり、サッカーはそこそこうまく
行ったとしても、社会ではそんな簡単には
いきません。
「成功で乗り越えた精神力は、本物の精神力ではない」
若い時はたくさん失敗した方が良い。
勝つチームの一員より、能力がばらばらの中、
何とかして自分が勝たせるんだ!と、
自分のこと以外のこともやらなきゃいけない、
人の何倍も動いて、考え、
それでも負けてしまったり、
苦しみや喜びを、
自分の力で切り開いていく
人生を歩んで来た人とでは未来に差が出ます。
だからあえて、U-15の年代までは苦労する
ようなシステムにわざわざしている。
チームの中でも、外でも、サッカーが少し
人よりも出来て優越感に浸ってたとしても、
社会に出れば立場は逆転してしまう事は
たくさんある。
それって、若いうちは気づけないもんなんです。
サッカーがうまくなくてバカにしてたやつが経営者として成功してる!
とかね…
社会では住む世界が全く別世界になることも!
それって1番ださいし、惨めになる。
だからこそ、
"人の痛みがわかる人間にならなきゃいけない"
勝つ事の成功事例でしか若いうちに経験して
こなければ、それはもがき苦しんで来た
選手に比べたら、3年間でも5年間でも
その精神力の差は、とても大きな差になるのは
当たり前なんです。高いレベルでも味わえると
思うかもしれないけど、社会に出ていれば
分かると思うけど、
"どん底を味わってる人こそ本物の強さを持つ"
と言う事なんです。高いレベルはある意味
成功の中の失敗でしかない。
本当にきつい環境を乗り越えて来た人は、
言葉には出来ないけど、本当に強くなる。
マネーの虎の方達も倒産されてどん底を
味わった人達も多い。
"勝てると分かってる試合ほどつまらない物はない"
弱者が強者を脅かすからこそ!人生は楽しいんじゃん!
考え方は十人十色だけど、私はそうゆう
精神力と実力を兼ね揃えた人を育てて
行きたいんですよね。
そう言う人が、
"世界で戦える人"
に育つと思っているので!