「人生会議」という言葉をご存じでしょうか。

最近は、テレビなや新聞などでも見聞きする機会が増えてきましたが、まだ、なじみのない言葉だと思います。

 

人にとって「死」というのは避けれれないことですが、「もしものとき」つまり死を意識したときに、自分が大切にしていることや望んでいること、どこで、どのような医療・ケアを受けたいかを自分自身で前もって考え、

それを、周囲の信頼する人たちや医療、ケアチームと話し合い、共有することで、

自分が希望する医療やケアを受けられるようにしておきましょう。

それを人生会議といいます。

 

人生会議は、アドバンス・ケア・ プランニング(Advance Care Planning)の愛称で、

厚生労働省が推進している運動です。

 

自分で、どのような最期を迎えるかということについては、エンディングノートなどで書いている人もおりますが、

「人生会議」と名付けられたのは、家族や医療・介護関係者などの関係する人とも連携、共有しておきましょう、ということを重視したものです。

 

自分の最期の過ごし方、迎え方は自分で、決める、といっても、

実際は、6割近くの人は、終末期の医療や介護について、家族や医療関係者と話し合いをしたことはないということですし、

また自分で意思表示ができなくなった場合に備えて、意思表示を書面(リビングウィル)で残す必要があるのですが、そのような書面の作成をしている人は9%足らずだそうです。

 

しかし、家族等や医療介護関係者等とあらかじめ話し合うことについては、65%の人が賛成で、自分の意思を書面に記載しておくことも66%の人が賛成だということです。(平成29年度厚生労働省調査より)

 

ということは、「人生会議」を開くきっかけ、というか人生会議の開催を言い出す人がいないということではないでしょうか。

 

本人が、自ら、自分の最期について、他の人と話し合いをしたい、と切り出す人は少ないでしょうし、家族から切り出すのには抵抗があるでしょう。医師が切り出すのは抵抗がないのかもしれませんが、タイミングが難しいでしょう。

 

 我々終活コンシェルジュも、「人生会議」については積極的に取り組んでおります。

 

身元保証契約や死後事務委任契約を締結する際、またはその後に、ご本人と一緒にリビングウィルを作成し、それを訪問いや介護職の方と共有するようにしております。

ご利用者からすると、私どものような第三者と、そして職務の一環として「人生会議」をお聞きするほうが、気楽なようです。