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先日、ラ・フォル・ジュルネ金沢のピアノマラソンに行って来ました。

昨年もブログで紹介した記憶がありますが、「ラ・フォル・ジュルネ」とは???

フランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭です。
クラシック音楽の常識を覆すユニークなコンセプトに貫かれ、「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングそのまま、ヨーロッパの数ある音楽祭の中でもっともエキサイティングな展開を見せています。
毎年テーマとなる作曲家またはジャンルを設定し、朝から晩まで様々な会場で同時併行的にコンサートが繰り広げられます。

2000年からポルトガル・リスボン、2002年からはスペイン・ビルバオでも開催され、いずれも大成功を収めており、2005年からは東京国際フォーラムで開催され、昨年の2008年に世界で6番目の開催都市として金沢が選ばれ、地方都市での開催成功を収めています。

本年のテーマは「モーツァルト」で、4月28日から5月4日まで開催期間ですが、3月からプレイベントが繰り広げられています。その一つが「モーツァルト・ピアノマラソン」 。

このピアノマラソンは、オーディションを通過した市民によるピアノのコンサートで、3月1日から音楽祭最終日の5月4日まで、金沢市内を中心とする街のにぎわいスポットを会場に、リレー形式で41公演を行うものです。1月に実施されたオーディションでは、国内外で活躍するピアニストの中村紘子さん、若林顕さん、近藤嘉宏さん、菊池洋子さんが審査員を務め、一般市民から94人を選出。小学生から一般までの出演者が街中のなじみの場所をコンサート会場に、モーツァルトのピアノソナタ全48曲をはじめ名曲のメロディーを奏でます。

実は…このオーディションで、私の娘が選ばれました。

コンサート会場は、赤レンガの建物で有名な金沢市民芸術村ミュージック工房でした。リハーサルから本番まで…我が娘ながら、まったく臆することなく演奏をしていました。小学生から一般まで、様々な年代の中からオーディションによって選ばれたということで、本人もとても嬉しかったようです。

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この日は、しっかり父親をしてきました!!昨年は、妻とラ・フォル・ジュルネ金沢のオープニングコンサートに行って来ましたが、今年は特産品焼酎の仕込みの都合上、行けないかも???

結構行くと楽しいものですよ?皆さんもGW期間中にお時間があれば、いかがですか?
石川県立音楽堂や金沢市アートホールを中心に、7日間で150公演(有料・無料)が繰り広げられ、1公演は約45分で、いくつもの演奏をハシゴしながら、気軽に音楽を楽しめるようにプログラムを構成されています。

ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2009