9月から10月にかけて、ほぼ毎週、各ブロック大会が開催されます。主幹となる府青連では、その準備が進められていることでしょう。京都府(近畿ブロック)、宮城県(東北・北海道ブロック)、新潟県(関東ブロック)、島根県(中国・四国ブロック)、沖縄県(九州・沖縄ブロック)、愛知県(中部ブロック)の皆さん、宜しくお願い致します!素晴らしい大会になることを期待しております!!

さて、「万事を極めるには、まず一事から」と題して、連続して書かせて頂きました。
特に最後の青年部編に関しては、自身の経験が主であったことから、多くの質問やご相談もありました。

あの取り組みに関して、具体的かつ重要な要素を書いていませんでしたので、補足します。

青年部活動に参加しやすい環境作りに関してです。

参加しやすい在り方を追求し、環境をつくることで、参加して頂ける部員さん(以下、受信者)がいらっしゃいます。同時に、それを考え、環境を整える側の部員や役職者さん(以下、発信者)もいます。

『何のために?』というキーワードを主軸にブログで事例を書いたので、『具体的にどういうふうに?』の私の考え方をご紹介します。

受信者が、用意された環境に興味を持ち、参加して頂けるようになれば、「なぜ参加しなかったのか?」には拘らず、「これから如何に参加し続けてもらうか?いかに楽しんでもらうか?」に拘ります。

そして、お一人おひとりの“強み”を活かす場面を考えます。

例えば、過日のブログでご紹介した「イージードッヂボール」事業…旧辰口町商工会青年部の4委員会の内の1委員会で、取り組んでいた事業です。予算規模も大きく、段取り・準備、運営まで相当な量の激務です。

この事業は、旧辰口町のPRイベントでもあり、町にある丘陵公園の芝生広場に4面のコートを設営し、太陽のもとで競技して頂いていました。従って、この事業が目指す万事(事業目標)は、『参加者が、丘陵公園や辰口町にまた遊びに来たいと思って頂けるような興味の創出』『参加者に一日楽しんでもらって、次年度もまた参加したいと思って頂ける喜びの創出』『ドッヂボールを通じて大人から子供まで交流して頂く、出会いとふれあいの創出』です。

これらの万事(事業目標)を達成するために、一事(段取り・広報・設営・運営などなど)の準備や活動の方向性を考えました…

過去の委員会では、委員会3役(正副委員長&担当副部長)を主体として全員で取り組んでいましたが、正副委員長が指示を出し、委員さんがそれに則って活動するという在り方でした。これでは、主体性が生まれませんし、「やらされてる感」が心の中に芽生えると、その後の活動にも影響が出ます。
かつ、前年までのマニュアルを引き継いで、“楽をしてしまう”と、成長はありません。主催者の都合を前面に出し、参加者にとって楽しくない事業になるかもしれません。

私は、その委員会の実務を大きく3つに大別し、「運営セクション」「設営セクション」「広報セクション」をつくり、委員会内を3つに分けました。このやり方は、単会の過去にはないことで、その後の単会活動に大きな影響を与えたようですが…。
このセクション分け人事で、重要視したのは“適材適所”です。過去にこの事業を経験した者や役職経験者を主に「運営セクション」を、大工や土木建築関係を主に「設営セクション」を、商業・サービス業関係を主に「広報セクション」を。

この時点で、各セクションにおいて、それぞれの“強み”が活かされます。日々、各々の仕事で培った専門知識や情報、考え方が発揮できます。

かつ、正副委員長及び担当副部長の役職者以外に、各セクションにリーダーを決めさせました。
当時の委員会を構成したのは、中堅のいない、若手と年長者の2層…そして、各セクションリーダーは若手に任せ、年長者を含む他セクションメンバーは、リーダーに協力する体制を。
特に年長者、経験者には、過去の在り方の根幹をしっかり伝えてもらいました。「なぜ、ああいうやり方をしたか?」「なぜ、こういう運営方法になったか?」等。

そして、そのリーダー達は、私が一本釣りで依頼でき、やる気のあるメンバーであったこと、各自の会社で経営陣として中心的に仕事をしていたことも付け加えておきます。この時の委員会の基本ルールは、青年部編で書いたことに似ていますが、「セクション会議に必ず出席する!!」です。

何故なら…まず1週目に「セクション会議」で、業務内容毎の活動や計画を協議。次の2週目に、委員会3役と3人のリーダーによる「リーダー会議」を開催し、各セクションから上程される内容の確認と調整を。次の3週目に委員会を開催し、委員会としての活動内容を協議、審議。そして、次の第4週目に単会の常任委員会(理事会)が開催されました。

3役は毎週です。リーダーは4週のうちの3週、委員会メンバー(セクションメンバー)は4週のうちの2週に参加しなければなりません。かなりの負荷です。でも、万事を極める為の一事として重要視したのは、根幹となる細部、セクション毎の業務内容、活動内容です。

3役&リーダーは、それらの負荷を承知で引き受けてますので、責任を持って参加します。他委員会メンバーの出席を促すために、「セクション会議に必ず出席する」を合言葉に。十数名の委員会を招集するよりは、3~4名のセクション会議の日程調整の方が楽です。前述の他にも、毎月の定例会への出席もありましたから…。

かつ、各自の強みである専門職務の延長で話が出来、興味のある分野です。出席しても、発言や考えを引き出せます。主体的に関わらせることが出来ます。そして、関わっていくうちに自分事になっていきます。

個々の強みを活かし、強みを伸ばせる環境をつくり、主体性を生み、成長させる。
セクション会議を設けたことの裏には、このようなミッションがあったのです!!

それでも、中々出席しない先輩たちがいました…「俺がら発言すると、後輩が委縮してしまうから…」と。
彼らを引っ張りだすのに「出てきて」とワンパターンな攻め方は通用しません。リーダーも若手なので、強く要請することが出来ません。

当時、出てこない先輩は3名…どうしたか!?
セクションのことですが、ここは委員会3役で対応です。先ずその対象者の中でお願いしやすい人を副委員長に選んでもらい、次に副部長に。そして残った方を私が。

「出てきて」といっても出てきませんよね?どこの単会でも似たような話がありますよね!?
想いを伝える為に取った手法は…セクション会議や委員会の直後に、私がすぐに議事録を作成し、その資料を持って翌日には対象者の会社へ。

「昨日は、○○について協議しました。○○という方向性、内容に決定しました。次の○月○日に開催する会議では、○○について協議します。もしまた参加できなかったら、事前にご意見を私に預けて下さい。」

次の会議前までに電話や会社訪問で、出欠確認がてら意見も求めます。「私はこう考えているんですけど?」と相談を持ちかけます。
2~3ヶ月続けたら、「周司、わかったから。お前の想いはわかったし、皆一生懸命頑張ってるのもわかったら。次からちゃんと出席するから、もう来なくていいよ。ありがとう。」と。

熱は伝わります。想いを持って伝え続ければ!!
想いは伝わります!!諦めずに、発信し続ければ!!

続きは明日のブログで…




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