徳島のたらいうどん | あかねとでんでん

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CASK遺伝子異常症だったあかねの事と
あかねが大好きだったでんでんの旅の記録です

お遍路で度々訪問している四国ですが、今回は家族で四国へ行くことになりました。家族みんなで賢見神社でご祈祷を受けねば!って事態になったので行くことになった訳ですが、大阪から車で自走して4時間ぐらいの距離なので日帰りでもまあ行けなくもないです。ただ、アサイチで到着したいのと、寝てても早朝に愛媛に着いてくれ、ちょっとした旅行気分も味わえて良いかということで前日の夜にフェリーに乗って行くことにしました。

 

 

バイクでお遍路の愛媛編で何回も乗ってるオレンジフェリーですが、屋上へ出てきたのは今回が初めてです。長距離フェリーじゃないし、夜で真っ暗な中航行するので、一人だと用事がなかったら特に部屋から出ようとも思いませんでしたからねえ。エントツがこんなにデカかったとは思いもよりませんでした・・・(^-^;

 

 

乗船が20時からなので晩御飯も食べてから来たのですが、ぼくは生ビールを、つまみをみんなで分けて食べることにしました。レストランはほぼ満席で、こんなに混んでるのを見るのも初めてでした。というのも、今回初めて車で乗船したのですが、バイクだと真っ先に案内されるので20時15分にはもうレストランで鯛めしを食べてたりします。ガラガラで客は1人か2人だけみたいな。今回は車で、愛媛に着いてもすぐには下船しませんよって感じにすると乗船が一番最後になってしまうようで、乗り込んで部屋に入って荷物を下ろしたぐらいですでに21時を過ぎてました。そこまで遅いとこんな感じになるんですねえ。

 

 

オレンジフェリーは全て個室なので、その後はそれぞれの部屋に分かれて自由に過ごすことになりました。初めて1人で寝ることになった新中学一年生の長男はまるで寝られず、23時頃の明石海峡大橋、3時頃の瀬戸大橋の通過を見届けたようです。ま、それも非日常の体験で面白かったんじゃないでしょうか。

 

いつも通りの定刻6時に東予港へ到着。

 

 

ここからだと賢見神社まで1時間30分ほどです。ご祈祷は8時30分からなので下船制限時間の7時に出るとちょうど良いです。賢見神社の話は長くなるので改めて・・・。

 

ご祈祷も終わり賢見神社を後にし、お昼は「たらいうどんの新見屋」へ行くことにしました。

 

 

有名なお店のようで、開店時間の11時に到着しましたがすでに数組並んでました。

 

ロードサイドの駐車場に車を停めて下へ下へと降りて行きます。

 

 

川の横まで降りてきて、ここで前払いで注文。

 

 

 

この川の色がまためちゃくちゃキレイ!エメラルドの青寄りというか、ターコイズの緑寄りみたいな色で、仁淀ブルーがこんな感じだったような・・・。水深がそんな深いとも思えないのですが、なんでこんな色になるのか不思議です。ずっと見てられますねえ。

 

5人で行ったからか、個室へと案内していただきました。

 

 

そこの部屋からも川が見えます。高さがあるので食べながら見るという訳には行きませんでしたが・・・。

 

 

たらいうどんは注文が入ってから茹でるので30分以上待つようだということで、鳥網焼きも注文し、先に焼いて食べて待つことに。

 

これはこれで普通に美味しかったのですが、タレがなんか違う・・・。こだわりのタレのようですが、個人的には焼き肉用のタレにしか思えず焼き鳥にはちょっと合わないなと思いました。横に塩コショウがあったのでその後はそれをパパっとかけて食べました。それだと美味しくいただくことができました。

 

そうこうしてる内にたらいうどん5人前が到着。

 

 

なんじゃ、こりゃ!

 

多すぎて食べきれない!

 

と思ったんですが・・・

 

 

この出汁がもうホントに絶品で、家族みんなツルツルと箸が止まらなくてあっと言う間に完食してました。魚がベースのようなのですが、しょうゆ風味で味わい深く、柔らかめの麺に合ってて「これは美味いな」と思わせるうどんでした。

 

 

時期的にもう寒くはなかったので冷やしうどんでも良いのになと思ってたのですが、この出汁込みで味わうべき料理なのでこれはアツアツのうどん一択ですね。バイクで来て冷え切った体だったりすると更に良いのかも知れません。徳島と言えば徳島ラーメンが有名ですが、たらいうどんも最高ですよ!

 

 

また来ます(^^)/