雨の中山寺 | あかねとでんでん

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CASK遺伝子異常症だったあかねの事と
あかねが大好きだったでんでんの旅の記録です

ほんとは今週初めの月・火で四国のお遍路に行きたかったのですが、どうも天気が良く無さそうということで延期にしてました。これが結果的に行かなくて良かったってことになるのですが・・・。

 

土曜日に妻が長男を連れて野球を観に行くってことで、次女と三女の食事の用意をぼくがすることになりました。魚を食べようと刺身と買ってきてブリでも焼いて、あとなんか野菜でもとキャベツを切ってるところで事故が・・・。

 

思い出したくもないので書きませんが、途中から三女に指示しながらやってもらってぼくは救急へ向かうことになりました。大したことはないと思ってたのですが、全治で言うと2~3週間らしいです。日常生活は普通に過ごせるのでまあ良いかなと。

 

ただ、3日経った今てもピンポイントで当たると「イテ~!」となる感じなので、バイクのグローブなど到底無理で、しばらくは四国のお遍路には行けそうにありません。

 

その代わりという訳でもないのですが、西国三十三所めぐりで中山寺へ行ってみることにしました。朝からしっかり雨が降っていて、昼から止むというのは分かっていたのですが、あえて雨が降ってる時間帯に行くことに。

 

 

ぼくは四国のお遍路をバイクでやってるのですが、日帰りだったり1泊とかで区切ってます。行ける日と天気と見ながらなのでタイミングがなかなか難しいのですが、いくらレインウェアを着込んでも雨だと周れないですからねえ。移動中はまだしも、びっちゃびちゃでお参りして納経所へ行くのは大変だし、ちょっとでも納経帳を濡らすのもイヤなので。

 

前回は足摺岬まで行ったので2泊することになり、天気予報がズレてしまって帰りのフェリーの港までの道中で雨に降られたってことはあるのですが、お遍路中88~29番札所まで全く雨に降られることはありませんでした。なので「雨の中、傘をさしてお参りに行くってどんな感じなんやろう?」というのがあって、これは是非やってみたいなと。

 

中山寺までは阪急電車でやってきました。

 

 

「なかやまかんのん」の駅名ズバリで駅からスグです。

 

中山寺と言えば安産祈願で有名で、うちも4人分お願いに来ました。お寺の前に立ち並ぶお店に腹帯が売られていてそれを買って帰るのですが、そこに性別が書いてあり、そこに書かれているのが生まれてくる子どもの性別だとか。

 

うちは4人であたったのは1人だけ。全然あたってないやんと思ったら「書いてあるのと逆」という説もあり、それだと3/4の確率であたってるという。ま、それを言い出すとなんでもアリになりますけどねえ・・・(^^;)

 

事前に分かってると名前を考える時間もあるし、服とかの用意もできるので分かるんだったら早く知りたい派ですが、どっちかな?って思う時間もそれはそれで良いもんでした。

 

 

イベントの時にはズラっと露店が立ち並ぶ通りも平日なので誰もいません。

 

 

色々ありますねえ。

 

その昔、ぼくが幼稚園の頃に親戚が集ってハイキングに出かけ、とある山中でお昼を食べた後に撮った写真に霊が写ってるんじゃないかって話になったことがありました。その後TVの心霊写真特集に出たり本にも出たのですが、とりあえず撮影した父と写ってるぼくを含めた従妹数人はお祓いをしてもらった方が良いだろうと言うことでやってきたのが中山寺でした。

 

そんなんもやってくれます・・・(^^;)

 

妊婦さんも多く来られるということでエスカレーターとエレベーターがあります。

 

 

 

これで本堂まで行けます。

 

お礼参りで腹帯を買って持ってくるのでそれも4回来てる訳ですが、2人以降は車いすのあかねも一緒に来てたのでエレベーターは助かりました。考えてみればお寺でここまでのバリアフリーっていうのは他では見たことがなく、あかね自身がお寺にお参りに行ったというのはここだけだったような気がします。

 

 

当時はなかったのがこの青い五重塔。

 

 

なんて美しい!

 

晴れて空も青かったらもっとキレイなのかも知れませんが、雨の降る中しばらく見とれてしまいました。

 

こういう瞬間に巡り合えたってことだけでも西国三十三所めぐりを始めて良かったなと思いましたねえ(^^)