今年はおみくじ係 | あかねとでんでん

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CASK遺伝子異常症だったあかねの事と
あかねが大好きだったでんでんの旅の記録です

あけましておめでとうございます。

 

今頃・・・?

 

今年はうちの地域が産神様の年越し当番にあたってまして、夜通しで奉仕活動をやってたのでなんか新年を迎えたって気が未だにしてないんですよねえ・・・。15日のとんど焼きが終わったらようやく年が明けたなあと思うのかも知れません。

 

 

「前回やった時に灯籠の明かりが懐中電灯の白い光やったやん?あれって味気ないし寒々しいよねえ」という話になり、今回はキャンドルナイトをやってみることにしました。

 

 

紙コップにカメヤマロウソクを1個づつ入れて参道に並べていきます。残念ながら、デカい灯籠はロウソクだけでは光量不足だったので例年通り懐中電灯を仕込みましたが・・・。

 

 

バック・トゥ・ザ・フューチャーみたい!

 

全部で200個ほどあります。4人でやりましたが、並べるのも一苦労、1個づつ点けて行くのもまた一苦労でした。

 

ゆらゆらと灯るロウソクの明かりはすごく良いですねえ。ボーっと見てるとなんか癒やされました。滑走路にも思える参道を進んでいると新しい年に向かって飛び立って行くような感じにもなります。

 

惜しむらくはまるで告知等をしていなかったので、例年通り閑散としていたことでしょうか。もったいない話ですが、内輪ですごく盛り上がったのと、やってきた参拝客の皆さんが「ワー、すごい!」と感動してくれたので、やって良かったなあと思いました。たまたま見てくれて今年も期待されている方がいるかも知れず、次の担当地域の人は迷惑だと思いますが・・・。

 

例年だとぼくは御神酒係なのですが、今年もまだコロナってことで中止になりました。盃は毎回洗いますが、回し飲みみたいな感じになるのでそりゃムリですよね。

 

おみくじも例年だと筒に入った番号を書いた棒を出してもらうヤツだったのですが、筒やら棒をいちいち消毒してられないということで、個別包装になってるおみくじを選んでもらう方式に変わってました。

 

 

ということで今年は3日間その係です。大晦日は23時集合で元日の17時まで、2日と3日は8時から17時まで。それでいて奉仕活動なので無報酬。ブラックすぎる!

 

おみくじは1回200円で好きなところから選んでもらいます。受け取ったお金は箱に入れ、1つ売れるごとに正の文字を書いていきます。

 

もうちょっと売り場の環境を考えましょうよ・・・。せめてお金は見えないところにしないとダメだし、どれだけ売れたかも隠さないと。

 

ここの宮司は別のもっと流行ってる神社と兼任しているため基本的には不在です。なので、ぼくらだけでは信用できないということで、最初にいくつあって、それがいくつ売れて、お金がいくらあって、いくつ残ってるかを毎日報告しないといけません。

 

少しでも合わなかったらグチグチ言われるので、ヒマな時は絶えず在庫チェックとお金の残高を集計していました。たまにそれを参拝客に見られることもあり、めちゃくちゃ感じの悪いおみくじ販売所だったと思います。

 

歩合制でもなければ報酬も一切ないので、声掛け等の営業活動は全くしませんでした。それどころか在庫が動くと計算し直しになるので「素通りしてくれますように・・・」と神頼み。もはや何をしているのか分かりませんよねえ。もちろん参拝客にはそんな事情は関係ないので、おみくじをしたいと言われれば愛想よく対応させていただいてましたが。

 

おみくじの他にも社務所で御守りや絵馬、破魔矢なんかも売ってましたが、売ってるのは当番氏子のおじいちゃんやおっさんばかり。しかも揃って寝不足だったりやる気がなかったりで生気がありません。全体的に売れ行きはイマイチでした・・・(^_^;)

 

そういえばおみくじですが、在庫が少なくなると補充することになります。10枚づつ輪ゴムで留められてそれが6つで60枚+バラ4枚が1セットです。このバラの4枚が多分「凶」だと思うのですが、あるセットはそれが3枚だったりしてました。それを宮司に言うと「そんなハズがない!」だって・・・。

 

業者は信じるが氏子は信じない。

 

大丈夫かな、この神社・・・(^_^;)

 

昨年は義兄が行方不明になるし、予期せぬ出費が相次いだりでロクな年じゃなかったですが、年明け早々奉仕活動を頑張ったということで今年は良い年になりますように(^^)