判決に対する思い・・・。 | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

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「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

 

昨日は予約投稿してた「みゆき弁当シリーズ」の記事が、手違いで2本も、あがってしまった・・・。

 

本来なら「アルマイト食器」の記事は、今日あげる予定だったのが、投稿日の設定を間違えてた・・・^^;

 

昨日の記事の「アルマイト食器」であるが、あの小学校の給食用食器を使ってたのは、どれぐらいの世代までやろう・・・。

 

小学校の給食と言えば、我々の世代では、脱脂粉乳の印象が強烈なのだが、メインメニューとしては「クジラ肉の竜田揚げ」とか「カレースープ」とかが印象深ったな~・・。

 

その後、脱脂粉乳が消えて、紙の三角容器の牛乳になって、パンがご飯に替わり、我々からしたら、信じられね~よ~な豪華さになったのかね~・・・知らんけどd(^O^)b

 

さて、今日は少しだけ寒さも緩んで、東福寺の坐禅会に参禅ランしてきた・・・d(^O^)b

 

先週は、雨で参禅できなかったが、今朝は元気に走って、東福寺禅堂に行き、きちんと坐ることができたので、気分がよかった。

 

その後の法話会にも参加し、今日は「正精進」についての法話を聞法した・・・。

 

さて、先週25日に、京アニ事件の第一審の判決が下された。

 

大方の予想通り「死刑」だった・・・。

 

実は、ネット上で、ある精神科医のハナシが載っていたのだが、専門医の目からみて、どう判断しても、青葉被告は典型的な「統合失調症」と診断される、って~書かれていた。

 

って~なると「責任能力は問えない」って~ことになるのだが、裁判官は、被害者遺族や国民に忖度して、死刑判決を出す可能性が高いとも書かれていた・・・。

 

そのあたりを、裁判官は「犯行時の状態に限っての責任能力」って~論法で、説明していた・・・。

 

別にそれでよいと思ふのだが、その後、この判決に対して「ひろゆき」とかゆ~元2チャンネルのオーナーが「死刑になるのが明らかなときは、治療せずに死なせればよかったのに」

 

って~誰が聞いても、おかしな発言をして、ネット上で批判されていた・・・。

 

これに対して「犯罪者であっても、罪状が確定するまでは人権がある」って~批判もあるが、僕は、治療し生かして、裁判をやったことに重要な意味がある・・・って~思った。

 

よく被害者遺族が「何故、殺されなければならなかったのか、どういう状況で死んでいったのか、真実を知りたい」って~言うことを耳にする・・・。

 

その意味からも、裁判をきちんと行い、被告の言い分も聴き、その時の状況を明らかにすることは、遺族にとっても大きな意味があると思ふのだ・・・。

 

たとえ、どんな理不尽な動機や言い分があったとしても・・・。

 

又、別の観点から、被告が犯罪を起こした経緯について、その生育環境や被告の心理的経緯や動機を明らかにすることにも、重要な意味があると思ふ。

 

それを明らかにすることで、同じような犯罪の発生を、未然に防止する一端になることも、あるかも知れない・・・。

 

こう言うと、「これまで、同じような凶悪な犯罪がどれだけ繰り返されてきたのか。そんな分析は無意味だし、何の役にもたたない」

 

あるいは「そのことで、加害者に対する情状を酌量をすることになれば、遺族にとっての苦しみが増すことになる」

 

って~意見が出てくるのは分かる。

 

ただ、僕はひとつひとつの犯罪に対して、その原因と今後の対処法を、真摯に探究する社会の方が健在だと思ふし、いいかげんな対応をする社会には住みたくない。

 

そういう意味で、ひろゆきの発言は「死んでいく犯罪者を国費で治療する意味はない」って~のは暴言だと思ふ。

 

奇しくも、あの青葉被告を、最新の治療技術で、裁判に出廷できるまだに、復活させた担当医は、今回無事に裁判が結審し、死刑判決が下ったことで、さぞや自分の仕事に納得したことだろう・・・。

 

そもそも、その医師を記事で、表に引きずり出したマスコミの良識のなさが問題だったのだが、当時いろいろ周囲から言われたであろう彼には、同情を禁じ得ないのでる・・・。

 

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