4月25日(土)西日本新聞の「こども記者」として登録している小学校高学年~中学生の子どもたちと、ZOOMを使ったオンライン企画ですごろくを作るワークショップを開催しました。
そのレポート記事が6月23日(火)・24日(水)と2日間にわたって西日本新聞のこどもタイムズに掲載されました。
紙面では「ベストすごろく大賞」1作、「アイデア賞」2作、「アート賞」2作が取り上げられ、子どもたちの作った感想と私の批評が掲載されています。
ウェブ記事はこちらにアップされていますので、ぜひご覧ください。(紙面の画像とすごろく23作品が閲覧できます)
最初にすごろくを一通りチェックした時に思ったことは、
全員が「ベストすごろく大賞」と言えるすごろくを作っているということ。
それくらい一つ一つのすごろくから情熱やアイデアを感じました。
きっと夢中になって作ってくれたのでしょう。
とは言え、選考はしなければいけません。
そこで子どもたちのすごろくを一度遊んでみてから決めることにしました。
母と姉に協力してもらい、1日に5~6個、4日間かけて、
23人分全てのすごろくを遊びました。
その中で良かった点や工夫を感じた点、改良できる点など、
気付いたところをメモしながら遊びました。
こんなに家族ですごろくをする機会は初めてでしたし、
そのどれもが子どもらしい伸び伸びとした創造性に溢れたすごろくで、
家族団らんの楽しい時間になりました。
選考することが目的でしたが、純粋に楽しかったです。
こうして全てのすごろくを遊んだ上で「ベストすごろく大賞」が決まりました。
賞は他に「アイデア賞」と「アート賞」の各1名ずつの予定でしたが、
どうしても1名には絞り切れず、2名にすることにしました。
また、初めに全員が「ベストすごろく大賞」と言えるすごろくを作っていると
言いましたが、その気持ちは最後まで変わることなく、ずっと胸にありました。
そこで、新たな賞(「クリエイティブ賞」「ストーリー賞」「ユーモア賞」「ユニーク賞」「ロマン賞」
「ドリーム賞」「キュート賞」「ワクワク賞」「新すごろく賞」)を作り、それぞれにふさわしい賞をおくることにしました。
子どもたちには賞状を用意し、感想を綴った手紙も添えました。
「福岡市大すごろく」を作っていた小学6年生の僕が、
その24年後に当時の僕と同じくらいの年の子どもたちにすごろくの作り方を教え、
その作品を評価しているというのは感慨深いです。
今回のすごろく作りを通して、すごろくの楽しさはもちろんですが、自分で作ること、
生み出すことの楽しさ、または大変さを知ってもらえたら嬉しいです。