西日本新聞の「こども記者」として登録している小学校高学年~中学生の子どもたちと、ZOOMを使ったオンライン企画ですごろくを作るワークショップを本日開催しました!

通常、こども記者は各地に取材に出向き、それを記事にして「もの知りこどもタイムズ面」紙面に掲載するそうなのですが、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、取材活動は休止。そこで、オンラインで子どもたちの知的好奇心を刺激するような企画を開催していて、そのワークショップの講師としてご依頼いただきました。

今回は22名の子どもたちが参加。すごろくの歴史から作り方のコツまでをまとめた資料を元にワークショップを進めましたが、みんな意欲的でアイデアもたくさん出していて、楽しく取り組めているようでした。

すごろくはそれぞれ自分の作りたいテーマで作り、2週間後に提出をしてもらいます。その後、私が審査をして「ベストすごろく大賞」「アイデア賞(他にないユニークさが光るもの)」「アート賞(芸術的だと評価できるもの)」を1名ずつ決めます。どんなすごろくが生まれるのか、今から楽しみです。

最後には子どもたちからのインタビュー。「どうしてコンピューターゲームじゃなくて、ボードゲームを作っているんですか?」「おすすめのゲームは?」「世界にはどれくらいのボードゲームがあるんですか?」などなど、色々な質問が出てきました。ああ、気になるよね、と思える良い質問が多かったので、さすがこども記者さんだと思いました。

休校中は「暇すぎる」「宿題以外やることがない」と言っている子も多いようですが、今日参加してくれた子どもたちは、きっと今頃、ワクワクしながら制作に没頭していることでしょう。このワークショップをきっかけに、クリエイティブの楽しさを体験してもらえたら嬉しいです。

私にとってはオンラインでの初めての仕事でしたが、オンラインで出来ることの可能性を大いに感じました。今後、自分でもオンライン企画を催していけたらと考えています。

ワークショップで使用した資料は下記にて公開していますので、ぜひ参考にしてオリジナルすごろくを作られてみてください。

http://tsumura-creation.com/20200425-sugoroku-WS.pdf