10月16日(火)14時40分~16時10分 福岡大学商学部篠原ゼミにて特別講義「ボードゲームのデザイン」を行ないました。ゼミ生17名と”講義をぜひ受けたい”と参加した学生2名を合わせた19名が受講。

今回は、篠原巨司馬准教授からゼミ生に経営学の知見を活かしたボードゲームを考案・製作してもらうにあたって、そのヒントになるような、ゲームデザインの基礎、発想法、作り方を伝授してほしいという依頼があり、講義させていただくことになりました。とは言え、何よりまずは楽しんでもらうことを念頭に置き、学生の好奇心や意欲を引き出すことを第一の目標にしました。

まずは、私の自己紹介から。ゲームを作るようになったきっかけから、これまで作ってきたものとして、小学6年生の時に作った約1.3m四方の巨大な「福岡市大すごろく」を紹介。市内全ての地名が登場するそのすごろくの緻密さに歓声が上がりました。

続いて、オリジナルボードゲーム「Amen」を4人1グループになって体験してもらいました。各テーブルともゲームに集中し、とても興奮し、楽しんでいる様子でした。

その後、私の作成した資料(全8P)をもとに座学へ入りました。「ゲームデザインの基礎」と題し、これまで600作以上のゲームを世に送り出してきた、ゲームデザイナー界の巨匠ライナー・クニツィア氏のゲームデザイン論の紹介を始め、ゲームの着想法、偶然と必然の要素がゲームにどう影響を与えるのか、ゲームを面白くする要素とは何か、を講義しました。その際、学生に実体験からの具体的な学びが得られるよう、先ほど体験してもらった「Amen」ではどう発想し、どんなことに気を付け、工夫したかも話しました。

そして、再びゲーム体験の時間。私の勤める玩具店「つみきや」(イムズ6F)で開発中、まだ発売前の新作ゲームを体験してもらいました。その製作過程や苦労したことなども話しましたが、ゲームを製作し、発売するまでにどれだけの試行錯誤と工程があるのか、より明確にイメージできたのではないかと思います。

それから、座学へと戻って「ゲームデザインで心掛けてほしい5つのこと」を話し、最後に、学生の考案したゲームアイデアの発表と批評を行ないました。学生の発表に対し、私がコメントをするというもの。5人の学生が代表で発表しましたが、どのアイデアもこれから十分面白くなる可能性を秘めた原石のようで素晴らしかったです。

大学での講義は初めてでしたので、準備に準備を重ねて臨みましたが、今回は手応えもあり、学生の反応を見ても、良い講義が出来たように思います。

講義の後、「今日の授業で、学生の意識がゲームを遊んで批評するだけじゃなく、自分で作ってみようという意識に変わったように思います。また、学生のゲーム発表の際のコメントが温かくて良かったです」と篠原先生からのお言葉があり、ほっとしました。

今回は大変貴重な経験ができました。ありがとうございました。