2018年3月18日。
私の元に一通のメールが来ました。
それは台湾の国立成功大学創意産業設計研究所の林蕙玟(ウェン・ホイ) 副教授からのメールでした。
そこにはこんな内容が書かれていました。
「知人の紹介でBluebookを知り、津村さんのページを見つけて、大変興味を持ちました。今度学会参加のために福岡へ行くので、直接会って話を聞かせてもらえませんか」
ウェン先生は大学でボードゲームを作る授業を考えておられるそうで、そこでボードゲームクリエイターである私にその創造的な部分や専門家としての意見、アドバイスが欲しくて連絡を取られたのだそうです。
嬉しかった。そして、驚いた。
まさか、こんな展開が起こるなんて。
興奮した私はBluebookファウンダーの増崎慶太さんに連絡を入れました。
増崎さんも同様に興奮し、喜んでくれました。
私はウェン先生にすぐに返事を送りました。
「光栄です、喜んでお会いします」と。

それから9日後の3月27日。
学会の開催される博多駅前のホテルのラウンジで遂に会合が実現しました。
英語が堪能ではない私は増崎さんに通訳をお願いし、会合の場に同席してもらいました。とても助かりました。
その場にはウェン先生の御主人、李篤華教授も一緒でした。李さんは国立台湾海洋大学応用経済研究所の教授で、同学会に参加するため来福されていました。
御二人とも温厚で理知的、時に子どものような好奇心に溢れた表情をされていたのが印象的でした。何より笑顔が素敵。
自己紹介代わりにオリジナルボードゲーム「Amen-アメン-」を遊んでもらい、その後は本題であるボードゲームの創造について、また、授業で行なうにはどんな点に気を付けたら良いか、など色々とお話しました。
あっという間の2時間。ウェン先生御夫婦は今回のお礼にと「Amen」を購入されました。
サインを求められたので、私が箱にサインをすると、御二人はとびきりの笑顔を見せてくれました。
最高の瞬間でした。
   
「Amen」が海を越えて台湾に渡るのは初のこと。
こんな形で自分の作ったゲームが台湾へ渡るなんて想像もしませんでした。様々なことが思い出され、感慨深い気持ちになりました。嬉しい、という形容詞じゃ足りないくらいの深い喜びがありました。
最後に私が小学6年生の時に作った「福岡市大すごろく」を紹介し、会合を終えました。
   
翌日。
ウェン先生御夫婦は私の勤務先であるイムズ6Fの玩具店「つみきや」にも来られ、つみきやオリジナルゲーム「DOMY(ドーミー)」他、数点を買って下さいました。その後、台湾へと帰る飛行機までの時間は増崎さんが福岡を案内されたそうですが、「このような楽しい体験はこれまでなかった。ありがとう!」とすごく満足されていたようです。
    
私の方こそ、「ありがとう」を言いたいです。よくぞ、私を訪ねてくれました。本当に感謝します。
それから、こんな奇跡みたいな出会いを作ってくれたBluebookにも「ありがとう」。
台湾の大学教授がわざわざ自分に会いたいと言って訪ねてくれるなんて、Bluebookじゃなかったら有り得ないことだと思います。
   
人と人とを繋ぐBluebookの持つ、大きな可能性を感じた出来事でした。

津村修二

Bluebook
https://www.bluebook.co.jp/