僕が小学校6年生の作った「福岡市大すごろく」の2013年版が
7月20日にようやく完成しました!!

「福岡市大すごろく」とは、画用紙17枚を繋ぎ合わせた特大のすごろくで、
福岡市の全住所が登場し、高速道路や国道、一般道、フェリーなど
全て正確なルートが記された、僕のオリジナルゲームです。

小学校6年生というと18年も前のことで、
このゲームの細かなルールについては忘れてしまっていました。
そこで、新たにルールを考案し、さらにそれに付属するカード類をデザインし、
遊べる状態にまで持っていきました。
また、「復元」と呼んでいますが、薄くなった全ての文字やイラストを
上から鉛筆で濃く塗る作業も行ないました。
そうして出来上がったものが2013年版です。



こちらは先日(7月20日)のくうきプロジェクト、
第3回「津村修二 アナログゲームとおもちゃの広場」にて初披露し、
4人で30~40分ほど遊びました。
ずっと遊んでいられるような、とても楽しいゲームになったと思います。
簡単にルールを説明すると、2~4人で遊べるゲームで、
プレイヤーは最初に所持金3万円を持っています。
スタートは自分の住んでいる所(市外の人は好きな所)からです。
サイコロを振って全員が目指す目的地を決め、
決まったら、そこに向かってサイコロを振って進んでいきます。
普通の道はサイコロ1個、国道はサイコロ1個か2個かを選べ、
高速道路はサイコロ1個か1000円払って3個振るかを選べます。
一番にゴールした人にはボーナスで2万円が与えられ、
そしてまたサイコロを振って、次の目的地を目指していきます。
目的地への到達回数(あるいはプレイ時間)が達したらゲーム終了。
お金を一番持っていたプレイヤーの勝利です。
以下は2013年版のために制作した解説書やカード類です。

解説書①「ルールの説明」

解説書②「マスの説明-1」

解説書③「マスの説明-2」

解説書④「マスの説明-3」

使用するお金。所持金は一人3万円。
目的地に着くと2万円のボーナスが貰える。
100円ショップで売っている「子供銀行券」を利用。

おみくじ。神社マスに止まると、おみくじを引ける。
引いた運勢(大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶)で
お金を貰えたり、失ったりする。
竹ひごを切って製作。

お花セット(左)とナンバーブロック(右)。
花屋では1000円でお花を購入可能で、3つ集めると、
ナンバーブロック(書かれている数だけ移動できる)と交換できる。

花屋のカード。ショップ名など至る所に遊びを入れた。

預金通帳。銀行マスでは1万円で貯金が出来て、次に銀行マスに止まると
利子分のお金が貰える。ただし、倒産した場合は半額しか返ってこない。
店番092は福岡市の市外局番。
口座番号8100001は福岡市役所の郵便番号。

預金通帳の裏面。

本物そっくり。

保険証書。保険マスで1000円で加入できる。
銀行の倒産もこれがあれば怖くない。

ETCカード。カード会社マスで1000円で契約可能。
高速道路で使用でき、サイコロを5個振れる。

高速ジェット船の片道乗車券。船屋マスで1000円で購入可能。
渡船場から渡船場へひとっ飛び。

宝くじ。宝くじマスで1000円で購入可能。
次に宝くじマスに止まると、当選結果(1等~3等)を知ることができ、
当たれば、それに応じた当選金を貰うことができる。

まほうのつぼ。つぼ屋で3000円で購入可能。
使用すると、サイコロを5個振れる。

ふしぎなちから。教会で1000円寄付し、
サイコロを振り「1」が出ると貰える。
1~6までの好きな数を選んで進むことが出来る。
ある人の「これで遊びたい」という一言から制作した2013版ですが、
制作して良かったなって思います。
また新たな命が吹き込まれたように輝きが一段と増しました。