平成29年度行政書士本試験・講評・速報①総評&法令択一 | TAC行政書士講座・講師・小池昌三の《燃えていこうぜ!》

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1.総 評                        
今年の本試験は、出題形式は例年の傾向を踏襲したものでした。特にサプライズ的な問題はありません。形式としても、個数問題は1問もなく、記述式もオーソドックスな45マス問題が3問でした。
難易度は、全体的に標準レベルです。
科目別・形式別では、全体として、行政法は、択一、多肢選択式は易しい問題。記述式はやや難しかったといえます。民法は、択一は難しかったですが、記述は比較的易しい問題でした。
全体の合格率は、昨年の9.95パーセントと同じか、やや上がり、10パーセント台を少し越えるぐらいの合格率になるのではないかと予想します。


2.法令・5肢択一式                    
【基礎法学】
犯罪論に関する問題1がやや難しかったですが、法思想に関する問題2は比較的易しかったですので、得点したいところです。


【憲法】
憲法は全体としての難易度は標準的でした。問題3-やや難、問題4-やや難、問題5-易、問題6-普通、問題7-易。
問題3は典型論点、問題4は有名判例ですが、問われている知識が細かくやや難しかったといえます。これに対して、問題5は、内閣の基本問題。問題6は、予算の法形式、問題7は憲法概念で、基本問題でした。問題5・6・7を確実に得点したいところです。


【行政法】
行政法は典型テーマがほとんどを占めており、択一19問中15問以上は得点したい問題でした。
問題8~10の一般的な法理論。問題8の出題形式がやや難しいものの、内容的にはいずれも易しい問題でした。
問題11~19の行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、はいずれも条文知識を問う問題でしたし、問われいてるテーマも、典型的なテーマでした。難易度も易しく、この3法9問はすべて得点したいところです。国家賠償法ですが、問題20は1条の判例問題で易しい問題。問題21はやや難しい判例穴埋め問題でした。1問は得点したい内容です。
問題22~24の地方自治は、あまり受験生の手が回らない科目ですが、今年は易しい問題でした。あまり勉強していなくても容易に得点できる問題でしたので、ここも失点したくないですね。
問題25は、行政法で一番難しい問題といえます。並べ替えは易しいのですが、判例独特の言い回しが多く、長文の問題でしたので、判例を読みなれていないと難しかったといえるでしょう。問題26は易しい問題でした。
行政法択一19問中17問程度の得点も可能な問題でした。

【民法】
民法は、近年でももっとも難しい内容になりました。9問中2~3問の得点が目標ラインです。
問題27-難、問題28-やや難、問題29-やや難、問題30-易、問題31-普、問題32-普通、問題33-難、問題34-難、問題35-難。
問題30は易しいものの、それ以外の問題は難しい問題が多かったといえます。易しい問題(問題30・31、32)を確実に得点していくことが重要といえます。

【商法】
 商法問題39は難しかったですが、ほかの問題は易しい問題ばかりでした。学習量が多くなくても、5問中3問程度の得点が可能な問題であるといえます。
 

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