晴れ「独立するためにしなければならない50のこと」中谷彰宏著より。もみじ

努力家で頭のいい秀才タイプは、すでにあるルールのなかで競争しながら勝っていくことは得意なことだった。受験ならそれに強い人が勝つことができた。

また会社では成績やすでに出来上がったワクのなかでの評価が良い人ほど出世できるようになっている。しかし出来上がったルールの中で成功するより、むしろ自分がそのルールを作ってしまおうと考え、成功した人も多い。

そんな代表としては、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズがすぐに思い浮かぶ。それほど世界に影響を与えられる人は稀だろう。しかし、アメリカでは毎日1万種類の新しいビジネスが生まれているそうだ。

もし、スポーツならまったく新しいルールで行えるものを作りだせれば、トップに立つこともできる。ビジネスも今まで誰もやっていなかったことが見つかれば、成功へのワンステップとも言えそうだ。

いずれにしてもワクにはまっているうちは、限度があるものだ。むしろ世間にはまったく違う土俵で戦っている人の方が多いのかもしれない。そう考えると会社などの組織は実に小さなものに思えてくる・・・な。