「伝わる!説明術」梅津信幸著より

これはまさに自分のことだな、と思った次第。世の中が便利になるということは、楽になることでもある。そして楽ばかりしているとそれが当たり前になってしまう。次第に筋力も脳力も退化してしまうのではないかと思ってしまう。

徒歩や自転車で行けるくらいの距離でさえもついつい車を使ってしまっている。ビルやマンションを3階ほど昇り降りするだけでもエレベーターを使ってしまう。休みの日には特別に運動するでもなく、ついだらだらと過ごしてしまう、等など。中年だからというばかりではなく、筋力は落ちるばかりだ。

また、日常では計算もしなくなってしまった。以前は暗算でやっていたほどの簡単な計算もついつい電卓に頼ってしまう。何かを書く場合もパソコンでばかり書くクセがついてしまった。するといざ手書きしようとするとありふれた漢字を思い出せないことも多い。電話番号も以前は何人かは覚えていたものの、今ではケータイが覚えていてくれるのでわざわざ覚える必要もなくなってしまった。何かを調べるときもインターネットやウェブの辞書で間に合わせてしまう。

確かにいろいろなことが楽になってきている。それはそれでいいことなのだが、脳を使わなくて済んでしまうためか、脳の衰えも痛感することもある。

便利さのために時間も短縮されているはずなのに、なんだかあわただしく過ごしている。もっと創造的なことに時間を費やせばいいのに、そんなこともしようとは思わなくなってしまった。結局は自分は怠け者なんだということかもしれないな。たまにはカツを入れねば。